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ウエスト55cm (1999/5/23)
5月23日、最近どうもおかしい。鯉が居る筈のポイントに居ない。4月までは水温の上昇期のせいか、冬場のポイントから余り変化していなかったが、水温が上がり、鯉の活動が活発になってきたら例年とポイントが違っている。昨年の増水で流れた出した砂利の為、川底が変化したのではないか?と考えている。
23日もそんな調子で、5時過ぎまでかかって3尾しか釣れていない。しかもせっかく見つけた鯉は、やたらに[見切る]。フライの直前で反転する奴がやたら多い。フライの大きさをトリミングして少し小さくし再度挑戦。そんな中やっと本流の真ん中で1尾掛けた。本流れの速い流芯なので、30yds.以上ラインを引き出された。しかし、流れのせいだけではないように思えてきた。重いのだ。瞬間のスピードではなく、トルクのある重さだ。ティペットは直前に確認しているので強度に心配はない。引いては引き出され、手繰った分の半分くらいしか寄ってこない。10分近くのやり取りでやっと手網を出したが、体が半分しか入らない。手網を両手で持ち直し二度掬いでやっとネットイン。撮影のため岸に向かって歩き出したがその重さに驚いた。とてつもなく重い。岸にたどり着き砂利の上に置いてその大きさと太さにまた驚いた。サイズもでかいが肥っている。重いわけだ。体の大きさに比べた頭が小さい。秤は持参していないので重量は判らないから、とりあえず胴回りを測っておいた。なんと55cm!全長は川原でメジャーを当てて測ったら80cmあったが、写真が上がって、いつもの方法で計測したら78cm。「80cmあったのに‥」と悔しい思いをしたが仕方がない。いつもの計測に従った。その後に釣れた65cmがやたらに小さく見えた。


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