line

究極のドライフライ完成(2001/11/30)
11月30日、構想2年。やっとメンテフリーのドライフライが完成しました(喜)。フロータント処理をして浮かせると水面に浮き過ぎて風で流されるし、暫く使っていると沈み出す。ハックルをいっぱい取り付けてバイビジブルにしても1尾釣り上げると魚のヌルで浮かなくなる。耐久性の全く無いCDCなど問題外。浮き過ぎてはダメ、沈んでもダメと言うことで[メンテナンスフリーで確実に浮くフライ]を悩み続けました。浮いていることを気にしないで使えるフライは浮材を付けるしかない、と言うことをずいぶん前から試していました。鯉フライと同様にフローター(浮材)で確実に浮かせるフライです。フローターで浮かせることのメリットは[必ず浮く]と言うことです。問題はフローターの素材と大きさ。鯉用の小丸棒は太すぎるし小さく刻むと浮力が極端に弱くなる。市販のシート状の浮材も各種買い集めて刻んでみたりしたのですが、素材の強度と浮力がイマイチ。丸い棒状の浮材も試したのですが高価でサイズが中途半端。いつもの通り自作するしかありませんでした。軟らかすぎず堅すぎず、強度と浮力を兼ね備えた素材を探して色々試しました。納得できる素材が見つかりやっと浮材が完成。次はパターン。水面でも水中でも効果のあるパターンは?と言うことで数多くのパターンを試した結果、辿り着いたのが写真の[Back Float Nymph(裏浮き)]。水面の裏に浮いているので、この名前にしました。キャストした後、強く引くと沈んでしまう従来のドライフライに比べ、どんなアクションにも耐えて浮いているのです。また、水面の上にあるフライに比べてマスのライズもおとなしくフッキング率も抜群。焦って合わせる必要もないのです。先日、東山湖で鯉釣り仲間のマス釣り狂(?)達に試し釣りをしてもらい「沈まないからいい」と好評を頂きました。浮いていることを気にしないで釣りに専念できる[メンテフリーのドライフライ]。皆さんも一度試してみませんか?近日中に[WINFIELD]で発売開始の予定です。この最強のドライフライと沈めて最強の[オクトパスボム](?)があれば管理釣り場で悩むことはなくなります。
鯉のページなのにマスのフライのページを作ってしまいました(笑)。


line
サイトマップへ
Copyright © 2001 Katsumasa Fujita