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[掃除機ライズ]には[BFアント](2004/3/21)
3月21日、浅川へ行きました。川原に着いてタックルを準備しながら流れを眺めると一面にコイのライズ。ところがこのライズは水面に口を出しながらゆっくりしかも頻繁に浮き沈みする[掃除機ライズ]なのです。つまり水面を流れてくるユスリカの抜け殻の塊を吸い込んでいるのです。前日までの低気温が解消しユスリカが大量発生していたからでしょう。この[掃除機ライズ]にはいつもの白いフライは全く通用しないのは判っているのでポイントの下流域でフライに反応するコイを見つけて一応数をまとめておいてから挑戦。フライはこんな事もあるだろうとフライボックスに忍ばせておいた[BFアント]。つまり黒くて確実に浮くフライ(笑)。ゆっくり流れる流芯に浮いてしきりに水面に頭を出しているコイを見つけその直前に静かに落としてフライに気付くのを待つ。しかし、#13と大きめでもアントは黒いから見難くて流れている場所がよく判らない。かすかに引っぱって位置を確認しながらコイの移動に合わせて微妙に位置を調整して吸い込むのを待つ、と言う神経のスリ減る釣りをやってしまいました。それでも流芯のライズはフライと周辺の流れが同じなので何とか2尾釣り上げることが出来ましたが、流芯の向こう側のライズは無理でしたね。何度もコイを脅しながらコイの前方至近距離にフライを落としても、コイは流れと一緒に下りながらユスリカを食べているのでなかなかフライまで辿り着かないのです。その内手前の少し早い流れでドラッグが掛かりフライが引っぱられだしてしまい仕方なくピックアップ。同じサイドから近距離にライズするコイを狙えば確実に釣る事ができるでしょう。
真っ黒だから見難いだろうとフライのトップに点けたインディケーターをもう少し目立つ大きさにして見易くした方が良さそうです。しかし[BFアント]でも鯉が釣れることが照明できて嬉しいです。[BFアント(B-F Bomb)]:[ドライでマスを釣る:パターン集
(最下部)]参照。


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