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砂金採りは重労働(2004/6/12)
6月12日、砂金採りに茨城北部まで遠征しました。と言っても初心者の私は教えてもらった多摩川以外は全く判らないので、先輩の永海さんのホームグラウンドに案内していただくことになりました。ポイント詳細は個人情報なので公開できませんが、昔から金山で有名なところです。始めに案内していただいたところでは[ポットホール]と言う水中の岩盤帯に出来た大きな穴の底に潜んでいる砂金を探す物でした。しかし、これは大変な重労働です。何しろ、穴の中に入り込んでいる全ての石を取り除いて最後に残った砂を掬い出してその中から砂金を探し出すのです。私のやった小さめの[ポットホール]でも直径20-30cmの石がゴロゴロ在って水中に腕を突っ込んで全てを引き上げ、大きい石がなくなったところで今度は砂利を掬いあげるのですが、始め浅かった穴も石がなくなるに釣れてどんどん深くなり最後はお尻まで浸かってしまう深さになってしまいました。結果はこの「ポットホール]では何も見つかりませんでした。最後まで掬い出して始めて[在るかどうか]が判る厳しい作業なのです(涙)
次に案内していただいたのが上の写真のポイントで、岸辺の草の周りを探る[草根引き]と言う方法です。増水などで流れてきた砂金が岸辺の草の根に絡んで留まるのを探し出す方法です。多摩川でやっているのと同じ方法なので作業としては全く問題ありませんでした。このポイントは原産地が多摩川に比べてかなり近いと言うことで一掘り毎に幾つか見つかりました。上の写真は一回分の獲物で大きいのは長さが3mm近くありました。私のデジカメは接写モードが弱くアップの写真が撮れないのでこの写真は永海さんに撮っていただいた写真です(写真をありがとうございました)。このくらいの大きさの物が次々に出てくるので先ほどの重労働はすっかり忘れてしまい、約2時間の作業に根注してしまいました。その後、次のポイントに案内していただいたのですがこちらは前夜の雨で増水し濁りが入り川底の様子が見にくく獲物はありませんでした。しかし、今までと違ってすばらしい大きさと量の獲物にとても満足しています。帰宅後獲物の選別をやらなくてはいけないのですが重労働がこたえたらしく何もしないで寝てしまいました。
翌日を選別してそのすばらしさを再確認しました。デジカメに虫眼鏡を取り付けた自作接写レンズを使って獲物を撮影しました。周辺のピントが今一ですが雰囲気は判っていただけると思います。上の方に大きいのを並べ成したが下には小さいのが積み重なっています。2時間程度でこの獲物ですから一日やったら・・・等と考えているのですが片道3時間は厳しいです。(上の物差しの目盛りは1mmなので大きさが判っていただけると思います)
永海さん、本当にありがとうございました。次回もよろしくお願いします(笑)


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