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増水時のポイント-2(2004/10/03)
10月3日、日曜日は前夜から降り続いている雨でいつものポイントは増水と濁りの真っ最中。水位は50cmも上がっているので対岸狙いに立ち込むことなどとても出来ない。こんな時のポイントは目の前の岸辺の緩い流れ。写真の右側は濁流で流れが速いが左側の草の前はかなり遅い。しかも流れてきたゴミが水没した草に引っかかるので鯉達にとっては絶好の餌場。しかし遅い流れの幅はとても狭い。ちょっとポイントをはずすとラインにドラッグが掛かってしまうし、草に引っかけてしまう。そんなときの狙い目は左の円の中の様な岸辺の窪み。ここは僅かだが小さなワンドになっていて流れがゆっくり円を描いている。当然流れ込んだゴミもゆっくり流れているので鯉もゆったり餌を探している。そんな回遊中の鯉を見つけ、彼らの進路を予測して通り道にフライを落とす。濁りのために鯉が前方のフライを見つける範囲は平水時よりもかなり狭いから確実にピンポイントで狙うこと。鯉が見つけてくれる範囲は進路前方の洗面器の大きさくらいまで(後ろ側はダメですよ。鯉には見えません)。ちょっと遠目に落として静かに狙ったところに移動させるのが一番確実ですね。後は鯉が見つけてくれるのをひたすら待つ。狭い範囲を回遊しているから普段よりも効率がいい。こんなポイントを幾つか探し出して順に回遊すると普段よりも爆釣する事間違いなしですね。雨降りの日は最高(笑)


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