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またしても増水が残り・・(2004/10/24)

10月24日、台風23号が通過して4日目。今回の23号は前回の22号に比べれば雨量はそれほどでもなく、多摩川の最高水位も70cmほど低かったがそれでも平水時より3mほど水位が上がっていた。この水位が平水に戻るのには一週間位は必要なので、通過後4日では治まるはずがない。奥の深い多摩川本流より早く治まるだろうと期待して浅川に行ったのだがやはり治まりきっていなかった。透明度は回復しているものの水位は20-30cm高く、流れもかなり速い。普段なら鯉が集まって落ち着いて餌を探しているポイントは全て速い流れの中で鯉の姿は全く見られない。岸辺の僅かに緩くなるところを順に探しながらうろついたが釣果はなかなか伸びない。岸辺に沈んだテトラの間に見つけた鯉も速い流れとテトラに邪魔されてブレイクの連続。水辺から少し離れて歩いていたが、浅瀬に集まっていた鯉が集団で流れに逃げ込んでいく姿を見つけて悔しい思いをするばかり。上の写真は平山橋下流の平山床固ですがごらんのような流れ。平水時なら写真右端では流れが落ち着き好ポイントになっているのだが姿は見えない。床固の上流では水位が上がっていて岸辺のガマが水没していた。このガマのすぐ下流は流れがほんの少し遅くなっていて数尾の鯉が通過する餌を探して待機していたし、水面が波立っていたので鯉はこちらの姿に気が付かなかったので足元にフライを垂らして目の前で食いつかせることが出来た。しかし、掛けてからが大変で、速い流れに一気に逃げ込まれ流れの中で一生懸命流れに抵抗していていて全く動かない。それがちょっと下流を向くと今度は一気に流されて行きラインが激しく出ていく。鯉と一緒に下流に下りながら落ち着くのを待って少しずつ足元に寄せてやっと取り込んだがずいぶん時間が掛かってしまった。
平山橋周辺に行くと必ず様子を見る平山用水も滝合橋下の取り入れ口の土手が流されたようで全く流れていない。しかも先行者(藤澤さん達)が居たのでその後に行っても鯉はほとんど反応してくれなかった。10月は後2日あるので何とか数を伸ばして平均釣果に持っていきたいがかなり厳しいことになりそうです。


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