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とうとうやってしまった!(2004/10/31)
10月31日、二子へ行きました。河原に着いてみると常連さんはまだ誰も来ていない。「しめしめ」とほくそ笑みながら水辺に立って水温計を水中に垂らしロッドの準備に取りかかる。リールからラインを引き出しシューティングヘッドの癖を引っ張って伸ばし先端をつまんで順番にガイドを通す。トップガイドを抜けたところで先端が手元まで来る様に引き出そうとしたとき一番下のガイドのところでラインが団子状態になっているのに気が付いた。軽く引っ張れば解れるだろうとラインをちょっと引っ張った瞬間、頭の上で微かな[パキッ]と言う音が。瞬間に理解できましたね、その音の意味が!。「アッ!やった!」と思いながら上を見るとロッドの先端にトップガイドは無く、15cmほどの細い棒がラインに絡んでぶら下がっていました。やってしまいました。今までロッドを折ったことがないのが自慢だったのに、こんな不注意で折ってしまうなんて。[換えのロッドは・・][SAGEに送らないと・・][手続きは・・]といろんな事が頭の中を駆けめぐり混乱の極み。とりあえずラインを巻き取り折れたトップをベストのポケットにしまってロッドを畳み、換えのロッドを取りに帰るためバイクへ。走り出してしばらくするとバイクの下で「チリン、チリン」と小さな音がする。どうも自分のバイクから聞こえてくるようなので止まって足元を見るとなんと水温計をぶら下げたまま走っていました。ガラスの部分は折れてはいませんでしたが目盛りの先端がいくつにも分かれていた。焦っていたのでそのままウエストポーチにしまって帰宅し、折れたロッドの前に使っていた古いのを探し出して河原へUターン。常連の徳永さんと藤澤さんがちょうどいらっしゃったところで一頻りおしゃべりをしてポイントに。水温は小さく分かれた目盛りを継ぎ足して計測し、気を取り直してとりあえず釣り開始。しかし、そんなときにいい結果が出るはずもなく3尾の貧果に終わってしまった。しかもこのページに載せるための画像を一つも撮っていないことに気が付いたのは釣り終わって辺りが暗くなってから。なぜあの時、折れたロッドの写真を撮らなかったのだろう・・と後悔したのですが、あの時にそんな余裕は全く無かったですね(帰宅後上の写真を撮りました)。
このロッドは2000年10月末に完成し折れるまでの4年間に4,021尾の鯉と遊びました。SAGEには永年保証があるので修理は出来るのですが、USAからネットで購入したのでSAGEに直接送らないといけないのです。これから色々大変だと思うのですが再び使えることを願っています。「あ〜ぁ!やっちゃった!」


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