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川底がこんなにはっきりと(2004/11/6)
11月6日、二子へ行きました。いつものポイントは水量が少し多めでしたが濁りはありませんでした。濁りがないと言うよりも透明度が異常にいいんです。普段なら60-70cmくらいまでしか見えないのにいつもは見えない深い所が丸見えでした。しかも底の砂利が泥に埋まっていて石の形を見分けることが出来ないのですがはっきり見えるのです。このような状態になると鯉からこちらの姿が丸見えになり腕の僅かな動きにも驚いて警戒態勢に入ってしまう。透明度が良くなければ立ち込んでいる直ぐ横を通り抜けて行く鯉もいるのに全く近寄ってこない。しかも、川底に餌を含んだ泥が堆積していないのか食い気が全く無いのです。遠目に見える姿もただいそいそと移動しているようで餌を探し求めているようには見えない。こうなったら最悪です。釣れない状態が続きやっと反応してくれる小さなポイントを見つけ、一尾目を釣り上げることが出来たのは釣り始めてから2時間後。見つけたポイントが良かったのか直後に二尾目。その直後に掛けたのは岸から垂れている竹の下に逃げ込まれラインブレイク。しかし一尾目から30分後にまた掛かりました。ところがこの三尾目の反応が一尾目と全く同じなんです。大口を開けて「モソ〜」っと出たフライへの出方からフッキングしてからの無抵抗さ。しかもサイズも全く同じ73cm。尾鰭の中央がオレンジ色になっているところまで同じでした。つまり一度釣り上げられたのに30分後には同じポイントに戻り、流れてくる餌を待っていたことになります。フライを偽物だと遠目から警戒する鯉がいるかと思うと30分で恐怖を忘れてしまう鯉もいるのですね。鯉は何を考えているのでしょうかね(笑)


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