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こんなにいても、全く食い気無し!(2004/11/23)
11月23日、二子が不調で年間1,000尾のために懲りずに浅川へ行きました。しかし、浅川も決して調子がいいわけではなく[ここなら何とか]と言うところを狙って行きました。場所は[平山用水]のプール。ほとんど止水に近い流れに多くの鯉が生息しています。このポイントも台風の後遺症で透明度が良く水中の鯉の姿が全て見えるのです。鯉の姿が見えると言うことは鯉からもこちらの姿が見えるので、私のちょっとした動きにも敏感に反応してしまいます。水面に落としたラインの半径5m以内の鯉は一斉に反応して移動してしまうんです。しかも上のように水中にじっとしている鯉達には昼寝の最中なのか全く食い気が無い!だから集団が散ってしまってもそれほど悔しくないのですが・・。このポイントの釣り方は、[食い気満々で水面近くを移動している鯉を見つけ出し、その進路を予測してフライを落とす]と言う釣り方なのですが、今回は透明度がいいのでかなり遠くからラインの着水に気づき進路を変えてしまうのです。以前なら3mくらい前に落としても問題なく進路を維持してフライまで到着して食いついてきたのに。仕方なく移動中の遠くの鯉を探して早めにキャストし、やってくるのを辛抱強く待つようにしたのですが、移動距離が長いので予想した位置から進路が変わるのです。遠くに移動した場合キャストし直すと驚いてしまうのでそのままの状態でフライに気づいてくれるのを待つしかありませんでした。フライよりも手前に来た場合は進路に合わせてラインを少し引くのですがそのラインの動きですらUターンしてしまうのです。もう最悪。進路の予測がうまく当たった時だけ釣り上げることができるので確率が凄く悪い!しかもこちらの動きが丸見えなのでいつの間にか見える範囲の鯉はいなくなってしまい、回遊して来る鯉も居なくなってしまった。「どこかに居るはずだ」と移動してみると上流部でご覧のようにお昼寝中。「少しは活動的になれよ」と無理矢理集団の上にキャストして脅してみても10mほど移動してまたお昼寝です。1時間以上も反応無しが2回もあり、こちらも何処かへ移動したくなったが釣れそうなポイントが思い当たらないので日没まで粘ってしまった。日没近くにやっと食い気のある集団に当たって何とか合計12尾になったが厳しかったです。もう少し透明度が悪くなると警戒心も弱まるのでしょうが・・。
年間1,000尾まで残り77尾。


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