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狙いは対岸ギリギリ(2004/12/5)
12月5日、前夜の台風27号崩れの低気圧の雨と風で厳しい一日でした。流れは増水が治まりきらず濁りもあり風も強くて鯉の反応が極端に弱い。本流筋はさらに増水と濁りがひどいので支流を狙うしかなかったが、こんな時は対岸ギリギリを回遊しているのを確実に仕留めないとボウズの可能性もでてくる。人の近づかない対岸の草に引っかかった餌を狙って回遊している鯉を見つけ出し、流れの一番遅い所にフライを落としドラッグを可能な限り押さえて待つしかない。当然キャストは上流側からラインをメンディングして流れの影響の一番少ない位置に落とし、フライが出来るだけ長い時間安定して流れるようにするしかない。運良く狙ったポイントはほんの僅かだが岸に窪みがありフライが安定している時間が他のポイントよりもちょっとだけ長い所だった。鯉がフライを見つけて食いつくまでの時間が稼げたおかげで何とか釣り上げることが出来た。この直後にももう一尾釣り上げることが出来たが、それ以後反応が無くなってしまった。上の写真はヒットしているときに通りかかった徳永さんが撮って下さった物です。徳永さん、ありがとうございました。
その後、鯉を探して下流をうろついていたら対岸に沈み掛けた太陽の日差しで橋桁に私の影が映っていました。デジカメを構えたポーズだったのでセルフタイマーにしてポーズを変えたときには太陽が半分沈んで影は薄くなっていました。この様な写真はなかなか撮れないですね(笑)


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