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ずいぶん遠くだったな〜(2005/2/13)
2月13日、「コイが居ないよ〜」と仲間と話しながら二子周辺をあちこちうろついていました。仲間と別れて向かったところはまとまった数は釣れないけれど何とか1尾は確保出来る可能性を持ったとっておきのポイント。狙いは写真の手前の部分だったのだがこの日は全く反応がない。流れの中に顔出した崩れコンクリートの端に立ってパンをポツポツ流して下流域を探る。「居た、居た」約50ヤード先で待望の反応。しかし、ポイントの横まで行っても辿り着くまでそこにコイの居る保証はなく、立ち込んでもサイドキャストではドラッグが掛かってしまう。こんな時は少しくらい遠くても上流から流すのが正解。ここの流れはマークの手前の石の辺りから左に寄っているので出来るだけ右側にキャストしないとフライはの所には到達しない。しかも、送り出すラインも先端部を左に引っ張らないように同じ流れに載せるために出て行くラインをすべて右にメンディングする。緩い流れにイライラしながら、狙ったポイントに到着したフライのあるらしい場所を注目していたら(この距離ではもうフライそのものは確認できないから大まかな位置でフライを認識している)フライの右側の水面が盛り上がった。「来た!」と無意識のうちに体が反応してロッドを引いたのだがコイはフライに到達していなかった。コイの僅か前方からフライが波を立てながらこちらに引っ張られてきた。「あ〜早かった」と後悔しながらもコイが大きな水しぶきをあげなかったので一安心。「まだあそこにいる居る!」と、ラインを4-5m引いて同じラインを流した(と言うか同じラインを流すしかないのだが)。フライが同じ所に到達したな、と思った瞬間、今度は正面から黒い口が現れた。今度は「焦らないように」と言い聞かせていたから、口が水面を向くまでのタイミングをみて大きく合わせた。手元に重さを感じ、ロッドをコントロールしながら「やっとやった」と気分はほほえんでいた。何しろこれがこの日の1尾目で釣り始めてから3時間後なのだから。しかしこの日はこの1尾に終わってしまった。前日浅川で15尾の入れ食いをやったばかりなのに・・・。二子のコイ何処に行ったのだろう。


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