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僅かな増水と濁りで・・(2005/2/19)
2月19日、先週の好釣果に気分を良くして冷たい小雨の中を期待して出掛けたが、先週と同じポイントを覗いたら前夜からの雪と雨のために流れは10cmほど増水しており濁りも少し入っていた。コイを脅さないように遠目から静かにポイントを覗くと同じ所にコイの口がたくさん出ていた。水面に浮いているコイの写真を撮っていたところにハクセキレイが飛んできたのでテトラにとまる瞬間の写真が写っていた([C]のテトラの上)。暫く流れの具合を調べていたら今度はカワセミがやって来て同じテトラの上にとまった。写真を取り終わってポイントの少し上流を対岸に渡ったのだが、流れが速くてかなり慎重に渡らなくてはいけなかった。何とか渡りきって前回の立ち位置を探したが濁りのために底が見難い[A]。やっと場所を確認し立ち込んでみたら前回よりも深くて流れの抵抗が大きい。もう一歩前に出たかったが我慢してキャスト開始。前回同様にテトラ[B]の上にラインを載せてポイント[C]にフライを落としたが[B]手前の流れが速すぎてラインが安定しないし[B]の先のラインもすぐに移動してしまう。それでも何とか騙しながらフライを口に入れることが出来たのだが途中のラインの弛みのせいか掛かりが浅くてバラしてしまった。その後、速い流れの中のラインが安定する狭いエリアを探り出そうと短時間にキャストを繰り返したためコイ達は全て警戒モードに入って見えなくなってしまった。速い流れのため対岸からのキャストは無理と諦め、上流の浅場を渡って右岸に戻りテトラ上から攻めることにした。しかし一度警戒モードに入ってしまったコイはなかなか反応してくれず、しかも僅かに水面に出て来たコイも距離が近かったためかキャストするたびに水面の口の数が少なくなって最後には沈黙してしまった。このポイントを諦めテトラの上を水辺まで下りて下流を眺めると少し下流のテトラの間に口が一つ見えた。不安定なテトラの上から狭いポイントを狙ってフライを落とし何とか食いつかせることは出来たが取り込みが大変だった。速い流れでなかなか手元に寄らないし、狭いテトラの間を誘導して足元に寄せるのはもっと大変。やっと足元まで寄せたが丸いテトラのために後一歩が踏み出せずコイまでの距離が遠い。ラインを少し送り出し、ロッドをいつも以上に後ろに寝かせてやっと取り込んだ。ロッドとネットを右手に持ち左手でテトラを掴みながら陸に上がり残っていた雪の上に鯉を載せて[雪上鯉]の写真。この後粘って何とか3尾釣ることが出来たが鯉の反応はなくなってしまった。
[あそこなら何とか・・]と思いついたポイントに移動してみたが、雨による濁り水が流れ込み反応が全く無い!そのうち本流も濁りがきつくなり日没近くまで粘ったがそれ以上追加することは出来なかった。日曜日は所用で釣りに行けないのに、僅か4尾しか釣れない厳しい一日でした。今週末は頑張りたいが土曜日は久しぶりのマス釣り[すそのフィッシングパーク]に行く予定なので2月は後一回だけ。本当に今年の冬は厳しい!


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