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こんな経験は初めて-2(2005/2/26)
2月26日、予想もしない入れ食いに気分を良くして帰り道、また初めての、今度は悲惨な経験をしました。釣り場から246に出たとたんに渋滞の列。「この時間は何処でも渋滞するんだね」とのんきなことを言いながらトロトロ動く車の列に従って[裾野インター]に到着。246から東名に入る道を左折するときに電光掲示板に奇妙な文字が出ていた。[沼津-御殿場:通行止・・・]ちらっと見えただけだから「上りだから問題無いか」と気楽に裾野インターの料金所に到着し右折して驚いた。料金所の入り口はゲートでふさがれて掲示板には[降雪のため沼津-御殿場/御殿場-大井松田:通行止]となっている。「えっ!通れないの?246を大井松田まで行くの?」初めての高速通行止の経験にとまどいながら、料金所前をUターンして元来た246に逆戻り。渋滞の列に入り込んだけれど全く動かない。「だから渋滞してたんだ」などと納得しながら全く進まない前車のブレーキランプを眺めていた。遙か前方のブレーキランプが一つずつ消えて暫く経って前車のブレーキランプが消えるが動いたのは僅か十メートル。これを幾度も繰り返して目の前に見えてきたのは246の上を横切っている東名高速。高速の上を通過する車の気配は全く無い。釣り場からの距離は約12kmで経過時間は2時間ちょっとだから時速6km以下!初めはなかった周辺の雪も少しずつ増え雪景色になってくるし、反対車線には屋根の上に15cm上も雪を載せ窓枠まで雪で白くなった車が次々と通過して行く。中には全く雪のない車も居たので「あの雪の無い車は地元の車かな?」などと推測していたがナンバープレートが見えないのでよく判らない。ラジオをつけると「富士山南東部では異常気象による降雪。御殿場では15cmの積雪」とアナウンサーの声が。釣り場では全く雪の気配を感じなかったし、走り始めたときには濡れているだけだった路面も少しずつ雪を感じるようになって来た。反対車線の路面はもう真っ白。通過する大型トラックがチェーンの音を響かせている。自宅に電話して「今御殿場手前、渋滞で車が動かないよ。何時に着けるか判らない」とカミサンに伝える。「海側まで行って伊豆を廻って帰る?」などと冗談を言いながら動かない車の列を眺めていると突然反対車線に除雪車が通過していく。慌ててデジカメを取り出して記念撮影(笑)。時々しか動かない車の列にイライラする気力も失せてしまった頃時計を見ると11時半、場所は御殿場を少し過ぎた辺りらしい。路面は完全に雪で覆われ、凍り付いている。「チェーン載せてないんだよね、この車。こんな雪が降ると思わなかったから」とスリップに注意しながら安全運転。チェーンを装着していても全体が動かないのだから余り影響もないようだし。また家に電話して「まだ御殿場、何時になるか判らないから寝てていいよ」とカミサンに伝え、明るくなる前に着けばいいやと腹をくくった。
それから2時間余りもノロノロ運転が続いた後、少しずつ流れが良くなってきた。路面の雪も少しずつ少なくなりスリップを気にしなくても良くなってきた。ところが反対車線はこちらが経験してきたことをそのまま繰り返しているみたい。大型車が一車線を塞いで止まっている後ろには長い渋滞の列。渋滞が途切れたかな?と思う辺りにまた大型車。その後ろにまた渋滞の列。東名の車が全部集まってきたのだから当然と言えば当然。こちらは少しずつ動き出しているから余裕を持って反対車線を眺め「こっちもああだったのだな」と変に納得してしまた。
大井松田の料金所に到着したのが午前2時過ぎ。やっと乗れた東名高速はガラガラ。当然ですね、大井松田始発なのだから。いつもよりもスムースに用賀に到着、所用時間30分(笑)。それから渋谷まで仲間を送って行き、用賀でもう一人降ろして自宅に着いたのは3時半。なんと9時間以上も運転していたことになる。寝たのが4時過ぎで起きたのは昼過ぎ。鯉釣りに行くつもりだったが体が全く動かない。悔しいけれど鯉釣りはお休みしました。と言うことで今週は釣果レポートはありません。ごめんなさい。来週は頑張ります。お疲れさまでした。


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