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何だ、この濁りは!(2005/3/6)
3月6日、久しぶりに二子に行きました。仕事の疲れと渋滞の疲れで二子に顔を出すのが3週間も空いてしまいました。啓蟄を過ぎてコイも少しは活動的になったかな?と期待していたが反応は少しも変わらずなかなか水面に反応しない。流れの中を少し下流に移動しようと歩き始めたら底に当たるウェーダーの感触が妙におかしい。足が川底に着き、体重が乗る瞬間に[ヌメッ]と言う違和感を感じ、足をあげるときは妙に重い。後ろを振り返るとご覧のように泥が舞い上がっている。まだ歩いていないところの水はきれいだがいつも見えるはずの底石は全く見えず、一面に泥の茶色が広がっている。足の感触からこの泥は川底に5cm以上は積もっているようだ。この濁りの原因は百メートルほど上流で行われている東京都の野川洪水対策の工事で、重機が引っかき回した足元の濁り水をポンプで流れに吐き出している。右の写真は2月13日に撮影した物だがこの時の濁りはそれほどでもなかったが工事が進んでもっと強烈な濁り水が吐き出されていたのだろう。川底の泥を洗い流してしまうような増水が暫く無いとはいえ、この泥の溜まり方は異常ですね。これじゃ底の生き物は窒息してしまうのではないでしょうか?重機の足元から汲み上げた濁り水は一度沈殿槽を通して濁りを押さえてから流れに戻すことは出来ないのでしょうか?水中の生き物にとってはまるで毒ガスのような濁りを少しでも押さえることを考えて欲しい物です。


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