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[春の嵐]で苦戦(2005/4/10)
4月10日、前日の[お花見]は盛況で気分も軽やかに二子へ出掛けました。しかし[春の嵐]のため水面は激しく波立ちサクラ吹雪が水面を覆い釣果は今一でした。こんなに水面が波立っているときは僅かでも波のないところを探すのが一番。勿論コイの姿が近くにある場所ですが。見つけたポイントは土手からコイの姿を確認し上流に回り込んで岸辺の僅かな水面を狙っての釣りでしたが短時間に3尾釣ることが出来ました。そのポイントの一尾目を掛けてやりとりの最中に足元に小さなカメを発見。水底に沈んでこちらの気配を察してか全く動かない。鯉を掬う前にこのカメを掬い、カメの入ったネットでそのままコイを取り込みました。陸に上がってコイの計測と撮影を終わってリリース後、このカメとしばらく遊びました。体長8cmほどの小型のクサガメでしたが、非常に臆病で地面に置いてもなかなか頭を出してくれません。こうなったらどちらが辛抱強いか根比べです(笑)。カメの前にカメラを置いて頭を出してくれるまで辛抱強く待つことにしました。少し頭が出たのでシャッターに手を伸ばすとすぐに引っ込んでしまう。だからシャッターに指をかけたままひたすら待つことにしたのだがなかなか出てこない。そのうち濡れていた甲羅が乾き始めたがまだ出てこない。5分くらい待ってやっと少しずつ頭が出てきてしばらく経ってやっと動き出した。結局撮影を開始してから終わるまで10分以上も同じ姿勢で待ってしまいました。これがいつものアカミミガメなら瞬時に逃げ出してしまうのですがね。この大きさになるのにどの位経っているのか判りませんがまだ自然繁殖しているのでしょうね。アカミミに負けないで大きくなって欲しい物です。


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