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木の陰、草の影(2005/4/24)
4月24日、いつもは土曜日の浅川に日曜日に行きました。今回は最近釣行が多い平山橋を避けて上流を探りました。2003年春に長沼床固が改修されるまでは良かった地域ですが改修直後は平坦な流れになってしまいコイの姿は全く見られなくなったので暫く敬遠していた地域です。改修後2年が経過していて流れはかなり自然な形に戻っていましたが流れの筋と水量が微妙に変化していて以前の岸がかなり削られ根本をえぐられたり水面に傾いている物もありました。その倒木の根本周辺は流れが緩くなり絶好のポイントになっていました。初めは倒木の上流(右側)を釣っていたのですが下流からどんどん回遊してくる。調子に乗って倒木直下にキャストしていたら手前に張り出した枝にフライを二回も引っかけてしまった。同じ枝にフライを2個もぶら下げるのもしゃくなので、フライをはずしに行ったらそれっきりコイの姿は無くなってしまった。悔しくて暫く様子を見ていると、倒木の下流側の奥でライズを発見。倒木の下流には岸からも木の枝が低く張りだしていて水面からのスペースが2m程しかない。その狭いスペースに横からフライを打ち込んではみたが、手前の流れですぐにドラッグが掛かってしまう。その小さなポイントの攻め方を悩んでいたら下流の岸辺から垂れ下がった枯れ草の際を下流から次々に回遊している。これなら無理に狭いポイントを攻めなくても岸沿いに素直に流せばいいんだ、と言うことが判り、それからしばらくは連続ヒット。そのうち上流部で工事でも始まったのか(日曜日なのに!)流れがどんどん濁ってきてそれまでハッキリ見えていた川底が見えなくなってしまった。それでも岸辺を水面近くに浮いて回遊しているコイの姿はハッキリ確認でき、濁りに影響されず3時間あまり楽しめました。その間にカワセミが目の前を幾度か通り過ぎ、すぐ下流の崖の近くの枯れ草に止まるのを見ていた。回遊が一段落したのかコイの姿がなくなったので下流に移動するときその付近を眺めたら、崩れた岸辺の崖に直径5-6cmの穴が数個開いていました。たぶんカワセミの巣穴ではないかと思うのですが遠くから眺めるだけにしました。その後下流に移動し日没までに5尾追加してトータル18尾。久しぶりの好釣果に満足でした。


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