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ひたすら我慢で18分(2005/5/21)
5月21日、起きるのが遅くなったので二子に行きました。いつものポイントで4尾釣り上げることが出来たので先週のリベンジをもくろんで対岸の[いないなプール]へ行きました。しかしプールに着いてみると中学生が6人も集まって石を投げ込んでいる。コイはいじけてプールの片隅に集まっていて水面には全く反応しない。仕方なく先週雨で諦めた下流部を調べに行きました。自然石の護岸の上から流れを眺めると対岸の浅場に大型が浮いている。食い気もあるようなので後ろの草に注意しながら鯉の進路にキャスト。上手く進路に落ちてくれたのでじっと回遊を待った。流れもほとんど無いのでそのまま待っていたら上手く口を使ってくれた。「やった!」と大きく合わせ水しぶきをあげながら泳ぎだした姿を見てガックリしました。フライは口ではなく背鰭に掛かっているではないですか。普通鰭に掛かるとすぐに外れてしまうのですが今回は上手く背鰭の棘に刺さったみたいで外れる気配がないが無理は出来ない。鯉は下流にどんどん下って行くが一気に走る気配は全く見せず、背中に針が刺さっているのを感じない風に悠然と泳いで行く。40ヤードほど下ったところでやっと一息ついてくれたので護岸の石の崩れたところから流れに降り綱引きの開始。ほぼ体の中央に掛かっているからコイが横を向いたら全く動かない。こちらを向いた瞬間を見計らって少しづつ寄せるがちょっと向きが変わるとグイグイと引っ張られる。それでも少しずつ近寄ってきて最後は中州側の浅瀬に引き寄せやっと取り込めた。水辺に降りる時に時間を確認していたので陸に上がって時計を見ると16分も掛かっていた。最初に掛かった時からだと18分くらいは綱引きをしていた事になる。普通ならどんなに引っ張られても数分で取り込めるので大変長い時間に思えました。サイズは73cm/5.6kg。このサイズがよく背掛かりで上がった物だと感心しています。
その後、下流に下ったのですが岸辺は草が生い茂り人の通った形跡が全く無い!地面には以前の踏み跡はのはあるのだが足元が見えない。足元が見えないばかりでなく廻りも見えない。その草を掻き分けて辿り着いたポイントで日没直前に思いがけなく4尾追加し最近の二子では珍しい9尾の釣果になりました。やはりあちこちウロウロしないといい結果は出ないですね。


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