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今度は一番橋下流で(2005/6/4)
6月4日先週、平山橋下で無神経な排水に遭遇したが今回もまた同様な排水に出会いました。場所は一番橋下流の東豊田用水の出口から。河原に到着したのが1時過ぎで30分程は調子よく釣れていて3尾目をリリースしてポイントに戻ると左岸沿いに濁りが発生。[またか?]と驚いて上流を眺めると写真の用水出口から吐き出されてくる。この用水は上流の平山橋から取り込まれた農業用水で途中の家庭排水も混ざっているようだ。今回は濁りだけでなくベージュ色の浮遊物も混ざっている。濁りの流れ込んでいる地点まで行き浮遊物を掬い揚げ潰してみると柔らかくネトネトした感じ。流れで手を洗ったがほとんどが油分の様で水では洗い落とせないし、どうしようか悩んでいる内に体温で溶けて柔らかくなってきた。岸辺の砂で手を洗ったがきれいには落とせなかった。しばらく眺めていたが濁りは治まる様子もないのでポイントに戻り周囲の様子を見た。濁りがひどいからなのか浮遊物を鯉が食べている様子はない。しかし、ラインが油まみれになるのはイヤなので濁りのない右側を釣ってみたが鯉の数は少なく反応が鈍い。40分程経ってやっと浮遊物の流下は止まり濁りも順次治まってきた。しかし、テトラの間の流れの緩いところにはいつまでも浮遊物が留まり釣る気になれない。仕方なく少し下流に移動してテトラの無い所まで行った。移動先でもコイの反応は順調で4時前までに10尾の釣果。「この調子ならダブルも・・」と期待していたら突然大粒の雨が落ちてきた。水面に激しく水しぶきをあげて降る雨にコイの反応は無くなってしまった。「このままここで粘っても釣果が伸びる見込みはない」と諦め上流へ移動。いつものお気に入りならポイントが小さいから雨の影響は少ないと判断したが、上流に到着してみると先週のあの排水口[旭ヶ丘排水出口]から雨の濁り水が勢い良く流れ出ていて狙ったポイントは激しい濁りで釣りの出来る状態ではない。と同時に右岸にある[平山排水出口]からも濁り水が流れ出していた。きれいな流れは本流の中央部のみ。しかし水量はすでに平水時よりも10cmばかり増えている。平山橋の橋桁部分に流れの緩いところがあるので様子を見に行ったがここも流れが速く反応無し。周りをキョロキョロ眺めると水没した中州の草の根元にコイの反応。静かに近寄って竿先からフライを垂直に落とし込んで何とか11尾目をゲットしたが、それ以後は流れの中央も濁りが入って来た。もう釣りの出来る状態ではない。まだ明るいが久しぶりの早上がりになってしまいました。今日は色んな事があったな〜。


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