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カメが、カメが、カメが。またカメが・・(2005/6/12)
6月12日、前日釣りに行かなかったので日曜日は早朝から出掛けてしまいした。自分としては珍しい時間からです。河原に到着したのが9時20分で、早朝なら絶対に反応が良いはずだと目星をつけていた本流の二子橋橋桁直下を眺めると、なんとアユ師が長い竿を担いでポイントをバシャバシャと歩いているではないですか。ガックリです。仕方なく本流を諦めいつものポイントに行きました。流れはきれいで底までよく見え、浅瀬も回遊している筈と思い遠くから眺めると、浅瀬に沢山のコイが集まっているがどれも動きが無く全く食い気がない。この集団の上にフライを落としても驚いて散ってしまうだけなので岸辺を遠回りして上流に行きそこから釣りはじめた。しかし全く反応がない。先行者の居ない時間帯だから絶対に食い気のあるのが食いついてくると思っていたのに・・。反応のないまま集団の居たところまで下ってくるとこちらの動きを察知したのか集団の姿はもうない。このポイントの狙いは左岸ギリギリの流れの一番緩い部分で岸辺の餌を狙ってコイが順番に回遊してくるのを探して釣るのだが、今日は非常に数が少ない。やっと回遊してくるのを見つけてその進路にフライを落として待っていると、水面に頭を出して食いつく直前に水しぶきをあげて逃げて行く。数度これを繰り返し2時間待後にやっと一尾目が上がるが後が続かない。回遊を見つけフライを落としてもフライの下を静かに通過して行くだけ。「悔しい!」とそのまま次の回遊を探していると突然フライに小さな波紋が出来た。慌てて合わせるとただ重いだけのカメ!いつものパターンのアカミミガメでした。それから1時間30分後にやっと2尾目で時間は12時36分。2時間で1尾のペース、最悪です。それから30分後に次がヒットしたが掛かってから一気に走られ痛恨のバラシ。「合わせが早くて掛かりが浅かったのだな」と反省し気を取り直して回遊を待っているとまたフライに小さな波紋が。カメだと判っていたが悔しいから一合わせ。ロッドに重さを感じ取り込んだら見事にフライをくわえたアカミミガメが上がってきました。その後またフッキング後の一走りでの2尾目のバラシで「このままじゃ。今日はどうなるのか」と少し心配になってきた。水面にカメの頭が見えるところは流れは緩く流れてくる餌が巻き込まれて来るところでコイにも絶好の餌場。ここを狙うしかなくカメを覚悟で回遊を待っているのだから食いついてきても諦めるしかない。と思っているうちにフライのそばにカメの頭が現れた。「ヨシッ、来い」と待っていると一度沈んだ頭が予想通りフライのところに浮いてきた。軽い一合わせでロッドに重さを感じ「やった」と妙に興奮しながら3尾目のカメ。今度は顔に黄緑色の模様のあるクサガメ。この後14時10分、15時52分とコイが釣れ6時間半でやっと4尾。次のコイが釣れたのは2時間後の17時49分。その間にもう少しで取り込めると言うところまで寄せてのバラシとフッキング直後のバラシがあり気分はもう最悪。こうなったらカメの記録でも作るか、と水面に浮いている頭を狙ってキャスト。期待通り食いついてきたのが4尾目で16時36分。後で写真を確認したら昨年の9月23日に釣れた[カメに変な虫が・・]に登場したヤツでした。今回の写真をよく見ると同じところに虫が付いていました(釣り上げたときは気が付かなかった)。この後は岸辺に反応が少ないので下流の流れに見つけたコイを狙って遠くまで流し1時間半で4尾追加でき何とか8尾釣ることが出来ました。コイ8尾、カメ4尾、そしてバラシが4尾。9時間半も頑張って8尾しか釣れなかったのはちょっと不満ですが[カメ4尾]は自己記録で楽しめましたね。今度は[カメ釣り大会]でも企画しようかな(笑)


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