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この中まで入り込んでやっと・・(2005/7/24)
7月24日、土曜日は所用で釣りに行けませんでした。一日だけなので浅川へ行きたかったが日曜日は恒例の[イカダ下り]が開催されるので敬遠して二子に行きました(以前、イカダ下りに遭遇して全く釣りにならなかった苦い経験があるのでそれ以後は避ける事にしています)。
河原への到着が遅くなったので先週良かったポイントに直行したが、二子は相変わらず厳しくてなかなかコイの反応が見つからない。狙っていたポイントでは一尾しか釣ることが出来なかったのでコイを求めて下流へ移動。次に狙ったポイントは[F-6]上流部。昨年春までは本流として流れていたのが夏の増水で流れが変わってしまい細い流れ込みしかない大きなワンド状態になっている。流れは緩いが水深があるのでコイは定着していてたまに好結果の出るところ。しかしこの日は全く水面に反応せず水面近くを泳いでいるナマズを見つけただけ。慌てて撮影したが水面反射で全く姿は映っていなかった。こうなるとどこに行っていいか判らずコイの入り込んでいる水路に目を付けた。この水路は奥に向かって少しずつ浅くなっているが一番奥に沢山入り込んでいる。しかし全面が金網で覆われているので上から釣ることは出来ない。水路の幅は約4m、水面からの高さは2m位で出口の手前から奥に向かってキャストは可能だがフライの届く距離にはコイの姿はない(静かに近寄れば手前に居る事もあるだろうが)。食い気は十分あるあるからコイのところにフライが行けば必ず釣れるはずなので、水路の中に入り込んでみた。右手でロッドを振るから水路の左にへばり付き、頭の上の金網に触らないように水面と平行にロッドを振ってみると何とか振れる。しかし、ラインを上に上げることが出来ないので後ろで水面に触ってしまいラインを長く出してのフォルスキャストは出来ない。一度のフォルスキャストで振るしかないので距離が出ない。また、フライが落ちる瞬間に先端のフライが左にカーブして右側ギリギリにいるコイを見つけたのにコイのところにフライが落ちてくれない。意識して右を狙いすぎると壁の草にフライを引っかけてしまう。仕方なく水路中央だが遠くに上手く飛んだときそのまま流れに任せて流していたら上流から口が水面に出てきた!ロッドを傷付けないように注意しながら小さく合わせフッキングすることが出来た。しかし、ロッドを立てることが出来ないからコイを手元に寄せ取り込むことは出来ない。コイを掛けたまま後ずさりして水路から出て取り込み。この後、水路からの水が流れ出すワンド側で一尾追加。ワンドと本流が合流する地点の流れ込みの対岸部のトロ場でもう一尾追加してやっと4尾。日没直前にもう一尾掛けたがネットを取るためにラインを持ち替えた瞬間に走られ痛恨のラインブレイク。で、5尾目を取り込むことは出来なかった。鯉の数は少なくなっているがポイントによっては数がまとまっているところがあるので上手く見つけることが出来ればもう少し数が伸ばせそうです。



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