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コイ8尾、フナ1尾を救出(2005/7/30)
7月30日、台風7号の影響を心配しながら浅川へ行きました。河原は思った通りの状態で水辺に近いところの草は流され、離れたところも水を被ったところは深く生い茂った草が全て倒され一部はすでに薄茶色に変わっていました。いつも崩れる用水取り入れの土手も見事に流されていましたが、今回は今までよりも長い範囲で被害にあっていました。増水は治まりきっていなくて、いつものポイントは流れが速くコイの反応は対岸の岸辺の僅かな幅の流れの遅いところだけ。回遊するコイの数も少なくまとまった釣果は望めそうにないので下流の様子を見るため土手のあった場所を移動。残った土手に登って河原を眺めると僅かな茂みの向こうに小さな水溜まりを発見。[ひょっとして?]と様子を見に行くと、思った通りコイが取り残されていました。「食い気が少しでもあれば・・」とフライを落としてみたのですが全く反応無し(笑)。昨年の5月にも同じところで取り残されていたのですがその時はもっと深くて水量も十分あったのでコイは生き延びることが出来ましたが、今回は小さな水溜まり状態で増水が治まれば干上がってしまいそうでした。横を流れる本流までは約20mなのでコイを救出する事にしました。ネットを持って水溜まりに入ってもコイは全く反応せず、ネットをコイの下に差し入れても動かない。水温を測ってみると30度もあったので高水温でグッタリしているのかな?と思いながら順番に掬い揚げて本流へ移動。暴れて逃げ回ると水が濁って全てを掬い揚げることが難しくなるがおとなしくしていたので容易に全てを掬うことが出来た。コイを8尾と金魚のようにお腹の膨らんだヘラブナ1尾救出。他にも小魚が沢山居たのですが私のネットでは掬い事が出来ませんでした。
その後下流に行ってみると以前紹介した[駒形の渡し]の土手から船着き場へ降りる階段が途中で消滅していました。勿論水辺にあった船着き場も無くなって平らな流れになっていましたが、対岸の船着き場は無事でした。船着き場の横に掘られた水路に留めてあった船は陸に引き上げられ裏返しになっていました。船着き場には係の人がイスに座って訪れるかもしれない人のために待機して居るようでしたが、5時少し前に引き上げていきました。ご苦労様です。
釣りは残った用水路の入り口とこの船着き場前のプールで快調に釣ることが出来ました。流れが速いとき、コイは流れの遅いところに避難するのでそんなポイントを見つけ出せばいつも以上に好結果が出る事が多いですね。



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