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[禁断の地]の先に[エデンの園]が・・(2005/10/23)
10月23日、前日の不調でこの日も浅川に行こうかと考えたが、天気が良く二子に仲間が沢山来ると思い諦めて二子にした。到着するといつもの所に徳永さんの自転車があり、携帯で居場所を聞くと「禁断の地に藤澤さん、菅田さんと移動中」とのことで慌てて合流。まだ行ったことがなかったので徳永さんの案内でポイントに到着。ところが「いつもはここに沢山居るのですが・・」と指さしたところには全くコイの姿がない。上流に移動しながら「何処に居るのかな〜?」と4人で岸辺を移動。途中で岸近くを回遊しているのを1尾見つけ上流から流したが直前で見切られ「やった、凄いね!」。コイの姿がないままポイントの終点に到着。そこは両岸を鉄板で囲まれ、上には工事用の橋が架かっていて、流れ込みは川幅いっぱいに30cm程の段差がある。その右岸の鉄板の陰にコイの反応が幾つも。まず、藤澤さんが鉄板の陰からキャストして直ぐに1尾ゲット。次に徳永さんがキャストしたがなかなか食い付いてこない。落とし場所を微妙に変えながら何とか食い付かせ、コイを下流に誘導して行かれたので今度は私がキャスト。直ぐにヒットしたが掛かりが浅かったのか直後の一走りでバラしてしまった。このバラシで反応は無くなってしまい、ポイントの下流も反応がないので同行の3人は本流に移動された。私は[そこにコイが居るから]としつこく狙い続けやっと食い付かせることが出来たが、左岸側に走られたとたんにラインブレイク(後ろの藪にフライを引っかけたときに傷付いていたようだ)。それからが地獄。反応が[ピタッ]と止まってしまった。
ポイントは幅約15m、上流の段差までは30m程で段差全面からの流れ出した水は僅かに左岸に寄り右岸側に小さな巻き返しがあるが途中に石があり流れ込みまでは到達していない。右岸沿いにラインを送り込んでもそれほど奥には届かず、直接キャストするしかないが流れが複雑でラインがよれて安定しない。仕方なく右岸沿いに流れを少し登って距離を詰め反応が回復するまで暫く辺りの様子を見ていた。段差の上流部は緩い溜まりになっている様だが視点が低くて水中までは見ることが出来ないので深さは判らないが平らな水面が広がっている。少し上流に橋が架かっていて幾度も人が立ち止まり水面を眺めている。親子連れも立ち止まり水面を指さして何かを話している。その内何かを水面に落とし始めた。で、水面を見るといつものコイの反応で波立っている。「ここのコイもあそこに集まっていたのか」と思ったが、そこは以前から釣ることを自主規制していたところで(昔友人がコイに餌を与えていた住民ともめて警察に行った話を聞いていたので)その続きのこの場所も今まで来たことのない場所。つまり[禁断の地]なのだ。流れを遡れば簡単に到着でき、どう見ても[エデンの園]に思えたがひたすら我慢。ポイントは暫く休めたおかげで反応が回復し何とか1尾釣り上げることが出来たがこの1尾でまた反応が止まってしまった。小さなポイントで2時間近く粘ってやっと1尾。その後下流に移動し3尾も手元にフッキングの感触を感じたけれど掛かりが浅く釣り上げることが出来ないまま終了。二日続けて厳しい釣りになってしまいました。



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クコ シジミチョウ