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ユスリカ喰いの集団(2005/12/23)
12月23日、年末に向けて最後の追い込みのため浅川へ行きました。陸では北風が強かったがやはりここの流れは影響が少なくごらんのように穏やかな水面。ただ、前回とは少し風向きが違うようで水面を漂うユスリカの抜け殻は左岸沿いに集まっていてコイはそれに夢中になっていた。左岸沿いに沈んでいるテトラの下流で盛んに[掃除機ライズ]を繰り返しているがこのポイントは流れがほとんど無いので流れに載せて送り込むことは出来ない。とりあえず流れの中央で流下してくる餌を待っているコイを釣り上げたが数が出ない。しかも餌を見つけるとそれと一緒に下流に行ってしまい上流側にあるフライには目もくれないし、その下流は流れが全面に広がり均一な流れになっている。コイはその広い水域を左右に回遊しながら餌を探しているから上流からフライを流してもなかなか見つけてくれない。と言うか[あそこに居る]と目標を決めて流し始めてもフライが到着する頃には既に移動していてもうそこには居ない。仕方なく左岸の[掃除機ライズ]を狙う。ライズの中心にフライを落とすと驚いて潜ってしまうので右の流れとの境目ギリギリに落としてゆっくり流しながら反応を待つ。なかなか反応してくれないと諦めていたら突然左側の水面が盛り上がって一気に食いついてきたが、フッキングしたとたんに周辺のコイは一斉に波紋を残して全て潜ってしまった。テトラに潜り込まれることもなく順調に取り込むことが出来、写真を撮り終わって戻ってみると全く反応のない静かな水面。10mほど下流では時折ライズしているが狙ったポイントではコイの姿はどこにもない。とりあえず流れに載せて下流の様子を見ていたらポツポツとライズが復活。気をよくしてまた流れの際から送り込むとまたテトラの奥から飛び出してきた。ここで4尾追加して7尾。しかし狭いポイントではそれ以上は追加できず流れの中央を下って下流の移動の激しいのを狙う。左右へ移動しているコイたちは上下への移動はそれほどしていないようなので、移動しているポイントまでフライが到達したら流すのをやめて回遊してくるのを待つ。コイがフライの方に移動を開始したらその移動速度と距離を予測し、フライの位置を調整してに流し始める。コイが到着するまでに距離を微調整して様子を見る。これが上手くいったときは最高の気分ですね。広範囲に移動するコイをこの方法で3尾追加し、いつもと同じように最後は排水出口で1尾追加して合計11尾。開始時間が2時前と遅かった割に10尾を越えることが出来納得の一日でした。今日の11尾でやっと年間800尾に到達。今年は本当に厳しいです。


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