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渡り鳥はコイのお友達(2006/1/4)
1月4日、バイクがないから車で浅川へ行きました。高幡不動の初詣の渋滞を心配していたのですが以外にすんなり一番橋下に到着。最近左岸から入り用水出口で一尾釣り上げてから本流の様子を見ることが多かったのだが今回は右岸に車を停めたので用水出口へは行きませんでした。その代わりポイントへの流れ込みの最上流部から釣り始めた。流れには渡り鳥がたくさん浮いて流れてくる餌をついばんでいたが、よく見るとその渡り鳥の間でコイがいくつも水面に反応している。渡り鳥までの距離は30m位でこちらが少し近づくと向こうが遠ざかり一定の距離を保っている。始めは鳥の群の手前でも釣れていたが、釣り上げるとその周辺では反応が無くなり渡り鳥の群の中に居るコイしか水面に反応しなくなった。人影にはあれほど敏感なコイも渡り鳥は無蓋で危険を教えてくれるシグナルと思っているのか全くその存在を気にしていない。と言うか安心して近くに浮いている。渡り鳥の間を狙って30m以上ラインを出しフライを群の中に送り込むのだが中にフライに食いつきそうな気配を示す鳥がいて慌ててラインを引き餌でないことをアピールしながらの釣りとなった。それでもフライが鳥の横を通り過ぎ群の間に入ると途中のラインは避けてくれるから少しは楽になった。フライに食いついたコイを合わせる瞬間に、周りにいる鳥が数羽驚いて飛び立つがそれほど遠くには行かず水面に降りてまた戻ってくる。流れの手前から順番に釣っていき、渡り鳥の群の中から引きずり出して9尾目を釣り上げたところで何かに渡り鳥は驚いて全て下流に鳶去ってしまった。それからしばらくは鳥の飛び立ったときのざわめきのためコイの反応が途切れたが35m以上離れたところで少しずつ流れを横に移動しながらのライズが始まった。ゆっくり流れて行くフライを辛抱強く待ちながらやっと食いついてくれるスリルと楽しみを満喫し、釣り上げたコイは以前も釣ったことのあるあのタラコ唇。おなじみさんがまだ元気にしていることは非常に嬉しいことです。これからも楽しませてください。結局最後まで遠目流しで合計14尾。浅川でも好調なスタートが切れました。


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