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ネットもガイドも凍りつき(2006/2/4)
2月4日、浅川へ行きました。ポイントはいつもの一番橋下。土手上に到着して驚いた!平水時に比べて極端に水量が少ないのだ。先週は少し多めだったがそれが一気に40cm程低くなっていて岸際に沈んでいたテトラ帯が見事に並んでいる。原因は先週水曜日に降った雨ではないかな?国交省の水位データで65cmの上昇が確認できた。ここ一番橋下は[上田用水]の取り入れ口の土手が流れに築かれ手頃な溜まりを形成いるが、その土手が水位の上昇で崩れて流されてしまっていた。写真の右側、砂利の部分が平水時の水位でこの部分からあふれて下流に流れていたのが、中央が崩れて水位が下がってしまっていた。溜まりの水位が下がると流れ込みの勢いが速くなり、流れが落ち着くところで餌を待っているコイの摂餌ポイントが変わってしまう。つまり先週までは上の写真の上流から写真中央までがコイの餌場になっていたのが、今回は写真中央のテトラの並びが崩れた辺りから下流に移動していた。この摂餌ポイントを見つけだすの上流から順に様子を見てたどり着くのに40分も掛かり一尾目をゲットしたのは2時過ぎ。しかも左岸のテトラ帯はほとんど流れのない状態でその直前を流芯が通り過ぎているからポイントはテトラと流芯の間の僅か50cm程のスペース。この狭いエリアを回遊しているコイに狙いを定めフライを落とすが、すぐに流芯の流れでラインが引っぱられ長い距離を流すことが出来ない。しかも強い風が正面から吹き流れの遅い所ではラインは風に押されてほとんど流れない。キャストも向かい風のため狙った距離に届かずショートレンジのダイレクトキャストを強いられた。それでも日没が遅くなり5時過ぎまで釣ることが出来て合計10尾。この減水と強い風では納得しなくてはいけない数字でしょう。
先週ネットに穴を見つけ新しいネットに取り替えたのですが、真新しいはずのネットがゴワゴワになることが幾度もあった。[新しいのにどうしてかな?ちゃんと洗ったはずなのに]とネットを見ると見事に凍りついているではないですか。上の写真は風に吹かれているのではないですよ(笑)
しかも、最後の一尾でラインブレイクし寒くて手が悴むので早めに切り上げラインを巻き取ってバイクまで戻ってみるとガイドも凍りついている。ラインを手繰る左手が非常に冷たかったのはこの寒さのせいですね。立春だというのにこの寒さはいつまで続くのでしょうか。


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