Top-Image

line

暖かくて気持ちよく本流で(2006/2/11)
2月11日、前夜のオリンピック開会式を最後まで見ていて起きるのが遅くなってしまいました。浅川まで行くには遅い時間になっていたので仕方なく二子へ。いつものように途中で[禁断の地]の様子を眺めたら流れは茶色の濁り。橋近くの工事現場ではなく上流から流れていました。「これじゃダメだな」と諦め気分で兵庫橋に到着すると流れに濁りは入っていない。「??」と言うことで上流部を探索。しかし、ほんの50m行ったところで流れに濁りが入り始めている。[禁断の地]を諦めそのまま本流F-2方面に移動。最近本流は下流部ばかりだったので上流の様子を見ることにした。暫く来なかったらF-2は低い中州が全て消え広い水面が広がっている。F-4合流から眺めると対岸に餌釣りが3人ほど座り込んでいる。その前を避けるため上流に向かって枯れたアシの間の踏み分け道を進むと今度はこちらの岸に餌釣りが一人。その後ろを通り過ぎ流れ込み部分へ。流れ込みからサーチすると流芯と内側のたるみの境目で反応がある。目の前だが直接キャストするとすぐにドラッグが掛かるので手前からラインを短めにキャストして流れに載せてゆっくり送り出す。一投目は合わせ損なったが二投目でヒット。流れは右岸に寄っているので掛かったコイも右岸側に逃げるのを押さえ込むが全体が浅いので無理は出来ない(浅場で暴れるとフックが外れることが多いので)。しかもこの日の一尾目、慎重にやりとりし時間を掛けてやっと取り込むことが出来た。しかし、この後が続かない。ほんの少しだけ流したサーチのパンに誘われて下流に移動してしまったようで近くでは全く反応が無くなってしまった。下流の広いところでは水鳥が沢山集まっていて流れの全面に広がっている。その群よりも遠くを釣りたいのだが針が引っかかりそうなので直前までで諦める。そんなことを幾度も繰り返して2尾目が釣れたのは1時間半後。それも下流を諦めて元の流れ込みに戻ってからすぐに釣れたのです。それ以後ポイントは沈黙。仕方なく少し上流の細い流れ込み部分へ。ここは流れが速いが岸辺に逆流する部分があってコイが居着いている。しかし折からの南風でうまく逆流部分を流すことが出来ない。それでもコイは反応しているのでしつこく粘ったがヒットせず、2時間後に諦めて元の流れに戻る途中に先ほどの流れの最下流部で元気に反応しているコイを発見。焦らず岸辺からサイドキャストでコイの上流へフライを落とすと、1mも流れない内に食いついてきた。時間は既に5時半近くで陽は沈みちょっと前なら終了時間だが日没が遅くなっていてまだ少しは釣れそうな感じ。最後の一あがきに最初の流れ込みへ。少し上流からフライを送り込むが反応がないし波立っていてフライの位置がうまく確認できない。「フライはどこかな?」と思っていたら突然手元に強い引きが。ラインの流れているところとはずいぶん離れたところで一暴れ。フライを食い込みそのまま移動していたようで久しぶりの向こう合わせ。向こう合わせでも釣れたのだからこっちの物(笑)。焦らずに取り込んでこの日の4尾目。久しぶりに訪れたF-2で何とか数を見て一応の満足。暖かくて気持ちのいい一日でした。



line
サイトマップへ
Copyright © 2006 Katsumasa Fujita
オオイヌノフグリ ナズナ