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悔しそうな顔に見えてしまうのだが・・(2006/2/19)
2月19日、朝6時半までカーリングを観ていしまい起きるのが心配だったが予定通り出掛ける事が出来た。途中で眺めた[禁断の地]は新たな工事用の橋が架けられ全く見えなくなっていたのでたぶん先行しているはずの藤澤さんに電話で確認すると「オリンピック観戦のため本日はお休み」との返事。それならと一気に禁断の地へ。到着してみるとポイント下流のトロ場に[アカミミガメ]が浮いている(写真下)。水温はまだ11度しかないのに3匹も居る。しかし動きは鈍くこちらの気配を感じて潜ると二度と浮いてこなかった。ポイントの下流部では回遊が無いので[禁断の地]の核心へ移動。狙いは対岸ギリギリなのだが目の前の流れの中央を回遊している姿が見えた。5m程の所にフライを落とした時、ベストのポケットから予備のリーダーが覗いているのに気が付いた。これをポケットに仕舞い終わったとき流れに浮いているはずのフライが見えない。慌ててロッドを立てるとコイが食いついていた(笑)。手元には何の反応もなかったので上流から食いつき吐き出すこともなく下流へ移動していたのだと思う。思いがけない一尾目に気抜けした感じだったがとりあえずボウズを逃れたことで一安心。ところがこの後、暫く反応が途絶えてしまった。確かにコイの姿は見えるのだが底近くにいて水面への反応が鈍い。それでも辛抱強く食い気の回復を待ち1時間で5尾を釣り上げることが出来たが6尾目をラインブレイクでばらしたとたんに反応が止まってしまった。これ以上ここで粘っても時間の無駄になるので本流へ移動。ポイントは最近お気に入りのF-2流れ込み。到着してみると流れ込みの50mほど下流の対岸に餌釣り師の竿が一本立ち土手上に数人が集まって歓談中。流れ込みから下流へ向かって様子を見るつもりだったが下流部を諦め、流れ込み部分に絞ってサーチすると数尾の反応があった。カーブしている流れの筋にライン全体が載るようにヘッド部分だけをキャストして暫くラインを停めてラインが流れに馴染むまで待って送り出す。フライが狙いの所に到達すると同時に左側から一気に食いついてきた。到着一投目での一尾で今日の6尾目。二子での6尾は[満足]の部類。オオイヌノフグリしかしこのポイントでの反応は餌釣りよりも下流に移動してしまい手が出せなくなってしまった。仕方なくその上流の流れ込み部分へ。途中で[オオイヌノフグリ]が咲いていたが生憎の寒さと曇り空のためか花は開ききらず寒そうにしていた。流れ込み左岸では反応はあったが食いついてくれず2時間近くが過ぎていた。下流を眺めると先ほどの餌釣り師が引き上げるところ。[やった!」と喜んで先の流れ込みへ。到着直後に先ほどと同じところで今日の7尾目。60cmのきれいな魚体で目の周りの金色が輝いていたので河原に寝そべって記念撮影。よく見ると釣られたことを悔やんでいるようにも見えるのですが(笑)。この後下流に向けて少しずつ移動しながら2尾を追加して合計9尾。この時期の二子で9尾は大いに満足だ。「コイが居ない!」「釣れない!」とぼやきながらも[禁断の地]のお陰で何とか釣果が伸びている。しかし[禁断の地]も少しずつ渋くなっているのでいつまでこの好調が続くのだろう。


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