Top-Image

line

こんな所でユスリカライズ(2006/2/25)
2月25日、思ったほど風が強くなく期待して浅川へ行きました。いつものポイントに到着すると右岸に三人左岸に一人の餌釣り師が陣取っている。[どこから釣ろうか、それともポイントを変えようか]と悩んでいる時、一番上流川の釣り師か帰り支度を始めた。「良かった〜」とさっそく準備に掛かりいつもの排水出口へ。土手の上から眺めたときはあちこちの水面にコイの口が覗いていたが水辺に降りてよく見るとそれは悔しい[ユスリカライズ]で、目の前にフライを流しても無視してしまう。右岸下流の二人の釣り方はよく判らないが左岸の釣り人は二本針にパンを付けて中錘で浮かせる釣り方。しかも岸近くのテトラ際に落として回遊待ちで快調に釣り上げている。ちょうど上流に向かってくるコイの通り道に当たるのでこちらまで回って来ない。何とか流れ横のテトラ脇で一尾釣り上げたが後が続かない。一尾目を釣り上げてから40分後、右岸手前の釣り師が引き上げて行ったので左の釣り師の下流に移動。土手上から眺めると流れの中央部分でしきりにライズしているがその動きから[ユスリカライズ]と確認。深さを気にしながら流れに立ち込んでも釣れる可能性は低い。とりあえず岸前のテトラ帯のコイを観察する。水面に浮きながら少し早く移動しているコイを見つけてその通り道にフライを落とす。目の前で反応すると慌ててキャストするのだが後ろの土手が高く草を引っ掛けてしまうことが幾度もあった。後ろの草がじゃまにならない位置まで土手を少し上に登ると今度は通行人を気にしなくてはいけない。そのちょうど境目あたりに立ちコイを見つけては上流にキャストし取り込んだら土手上まで登って記念撮影。しかも一尾釣り上げると目の前からコイの姿が消えてしまうので少し横移動してコイを探す。これを2時間ほど繰り返してやっと9尾目を釣り上げたところで目の前にコイの姿はなくなってしまった。途中で左岸の釣り師も右岸の釣り師も引き上げていてポイントは私一人だったが時間も5時前。[もう一度上流からやってみるか]と土手の中腹を上流に移動中、先週の最後のポイント[土手際の浅場]にコイの動く波紋を見つけた。立ち止まって静かに観察するとかなりの数が集まっている。流れは岸沿いに上流に向かう緩い逆流で、しかも弱いながらも下流からの風でゴミが集まっている。距離は僅か10m程しかなく一尾掛けると全て何処かに行ってしまいそうだったがとにかく10尾目を狙ってキャスト。暴れ回られることもなく釣り上げることが出来、静かにリリースしてポイントを眺めると群はそのままで移動していない。気をよくしてポイントの端から順に攻めて連続で釣り上げることが出来、日没までの1時間弱で6尾追加して合計16尾。前日の雨で少し濁りがあり水温が高くなっていたのでユスリカの羽化が活発になり苦戦したが、思わぬポイントで連続して釣り上げることが出来ラッキーでした。


line
サイトマップへ
Copyright © 2006 Katsumasa Fujita