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どこも強風で波立ち・・(2006/3/12)
3月12日、家を出るときから強い南風が気になっていたが二子に到着してみると川筋に通り抜ける風でいつもの兵庫橋上も激しく波立ちコイの反応を全く期待できないばかりか、姿も見ることができない。本流も「この風では厳しいだろう」と悩んでポイントを考えていた。たぶん来ているだろう筈の藤澤さんに本流の情報をもらおうと電話すると「今、本流でマルタを狙ってます」との返事。とりあえず本流へ行き藤澤さんと合流。彼は新二子橋下の中州側でマルタを狙い流れに立ち込んでいる。ここは岸沿いに大きなテトラが10m程の間隔を開けて並んでいるところで、流芯から餌が流れ込みそれを狙ったコイが集ま事の多いところ。しかもテトラの下流は風の影響が少し弱い。土手上から眺めるとそれぞれのポイントにコイの姿が確認できた。コイの姿のない一番上流のテトラの間に降り、テトラ越しに下のポイントの様子を見る。しかし風が強い。南から西寄りに変わった風が右後方から土手に向かって吹き抜ける。ラインは左の土手の草の上に落ちるし後ろも斜面の枯れ草に引っかかる。コイは反応しているがそれほど食い気があるとも思えない。時折水面から頭を出すが水面が波立っているのでコイの動きが見難い。土手を登って上から眺めるとよく見えるがコイにもこちらの姿が見えてしまうので大きな動きはできない。土手に組まれたコンクリート三段分の所に立ってコイを探すのが一番いいみたいだ。しかしここは流れが複雑で落としたフライは安定せずすぐにドラッグが掛かってしまう。手前の岸沿いの流れと流芯からの流れ、テトラにぶつかって巻き戻す流れの三本の筋を理解できるまで40分掛かったが、ドラッグを抑えて狙えるポイントを見つけやっと一尾目を釣り上げることができた。この後藤澤さんと合流し「今日は厳しいね。マルタはもう来てるよ」等と話しているところへ徳永さんが到着。「コイを釣ろうかマルタを狙おうか悩んでる」と言う徳永さんは「まず、マルタ!」と言うことで藤澤さんと上流へ。私は「この風ではどこに行っても反応は良くないはずだから」とコイの居ることが判っているこのポイントで粘ることにした。新二子橋までの僅かな距離を二往復し3時間かかってやっと3尾釣り上げることができた。徳永さんはマルタを2尾釣り上げられて「これからコイ狙いです」と下流へ移動。藤澤さんはマルタを狙い続けていたが「ウロコが一枚」で4時過ぎに納竿。コイの反応が一段落したので一緒に兵庫橋まで戻り、彼が帰り支度の間に反応の全く見えない兵庫橋上の対岸ギリギリでラッキーな一尾を追加。その後二子橋下流で少し弱まった風で見やすくなった左岸沿いで追加して合計5尾。あの風で5尾は非常に満足できる数字です。ところが先日水に浸かったデジカメがとうとうおかしくなってしまった。撮影分のプレビューは見られるのに撮影モードでは液晶に何も表示されないで真っ黒のまま。上の写真は携帯で撮影したので画質が今一ですが我慢して下さい。悔しいな〜、二週間も経った今頃障害が出るなんて・・。


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