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姿は見えるのに浮いてこない(2006/3/20)
3月20日、飛び石連休の中日、仕事を休みにして二子へ行きました。前日よりは弱くなっているが相変わらず強い西風で水面は波立ちコイの反応が弱い。河原でいないなさんと合流し両岸に分かれて釣り始めた。こちらは土手の上なので水中のコイの姿がよく見える。ちょうどいないなさんが立っているところの下流にコイの黒い影が幾つも見えるのだが水面には全く反応しないようでいないなさんのロッドが立つことはなかった。しかも彼の歩みに合わせたようにコイの姿は消えていく。よく見ると消えたコイ達は彼を避けてこちらの岸に移動し上流へ去っていく。こちらの岸は先週粘って3尾ほど釣り上げたところで上手くすれば釣り上げることができるかな?と上流から水辺に降りテトラ越しにキャストしてみたが全く無反応で水面下40cmほどを回遊していつの間にか姿が見えなくなる。前夜の冷え込みなのか両日の強風が原因なのか全く水面に反応してくれない。1時間半ほど粘ったが期待できないので下流へ移動。二子橋までで1尾反応していたが一瞬だけで姿を隠してしまった。その後二子橋下流左岸沿いを流して40ヤード先、右側から一気に飛びついてきたのを釣り上げてやっとこの日の一尾目。釣り上げてみるとこれが口の変形した痛みゴイ。普通でも合わせ難いのに40ヤードも離れてフッキングしたのはラッキーとしか言いようがない。このポイントは流れの中央で時折ライズするが移動の筋が流れに垂直に左右への移動なので上流からコイを見つけてラインを送り込んでもフライがポイントに到着した頃にはコイはもうそこには居ない事が多い。今回も狙ったコイではなく右から移動してきたコイがフライを見つけて一気に食いついて来たのだ。この後、数年前までは良かった通称[茶店前:F-5]に移動。下流側でいないなさんが頑張っているので私は流れ込み側で粘ってみた。テトラの上に立ち対岸近くを移動している食い気のあるコイを探しその移動先にフライを落とし1時間で何とか3尾追加したがそれっきり反応が無くなってしまった。下流のいないなさんも3尾釣り上げていて私とほぼ同時にポイントをあきらめ下流へ行かれた。私は[茶店前]からすぐ横の本流へ行きコイの反応を見つけ粘っていたところ下流のいないなさんはネットをぶら下げて岸に向かって歩いている。「釣れたんだ・・」と確認。その後彼は釣り下ってもう一尾追加し合計5尾だったが私はそのまま追加することができず4尾に終わってしまった。ライズを探してキョロキョロしているときにフライに反応したのを見逃したのが2回もあって悔しい釣果に終わってしまった。
21日はリベンジに行く予定が[WBC]を最後まで見てしまい釣りに行くことが出来ませんでした。しかし釣りに行けなかったことは少しも悔しくないほど素晴らしいゲームでしたね。優勝おめでとう。



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