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本流は濁りで全く反応無し(2006/3/25)
3月25日、出掛けるのが遅くなってしまい浅川に行かず二子に行くことにした。河原に着いてみるといつもの兵庫橋上は上流の工事の影響で濁りがひどい。それじゃと本流へ行くがこちらも濁りがある。平日に降った雨のためだと思っていたら、平瀬川合流の上流での河川工事濁りらしい。とりあえず先週、強風の中粘って結果の出た新二子橋の様子を見に行った。しかし濁りで全く水面に反応しない。新二子橋上から川崎側に渡り中州の左側の流れの様子を見ながら二子橋まで下ったが全く反応無し。二子橋まで来て対岸に渡ろうと橋の上流で途中まで渡って様子を見たが深そうだったので徒渉を諦めそのままF-4の終点まで下ったが途中全く反応無し。「どこへ行こうか・・」と悩みながら「濁りの少ない場所は茶店前しかないかな?」と思い茶店前に付くと、上流に比べて濁りが少ない。[これなら何とかなりそうだ]と言うことで流れ込みからキャスト開始。流れが遅いのでイライラしながらフライが狙ったポイントに到着してすぐに一尾目がヒット。貴重な一尾だからバラさないように慎重にやりとりをし、取込までもう少しと言うところで痛恨のバラシ。無理をしたわけではないのにあっさりバレてしまった。しかも流れ込みから狙える範囲は見事に沈黙し反応が無くなった!仕方なく左岸を少し下流へ行きテトラの上から様子を見るがどこも反応が無い!「どこへ行こうか・・」と悩みながら上流を振り返ってみると流れ込み横でライズしている口が見えた。「この状態は本流はダメ。反応が少しでもあるからここで粘るしかない!」と腹を決めじっくり様子を見る。流れ込みから右岸に寄った流れが岸と平行に流れるあたりまでの内側(左岸側)が一番頻繁に水面に反応している。と言っても時々水面に頭が出る程度で水面に出てからの進行方向は読むことができない。ライズを見つけ「次はこっち側だ!」と50%の確率でキャストするがハズレてばかり。やっと一尾目が釣れたのは開始から2時間半後。風は下流から上流に向かっているので岸沿いはゆっくりだが上流に向かって流れている。その流れが流れ込みと合流するあたりまでのテトラ前でライズが見られたので、ライズポイントの1m手前にフライを落としゆっくりライズを待つ。このテトラ沿いのポイントで2尾目をゲット。一尾目から40分後。天気は良いのだがちょうど太陽の位置に雲が順番にやってきてなかなか陽が射さない。対岸に障害物がないので水面は空が映り込み曇っていると水中がほとんど見えない。と言うことはコイの動きも見えないから回遊しているはずの姿が確認できない。夕暮れが近づいた頃にやっと雲が切れ正面の流れに居るコイの姿がはっきり見えやっと三尾目を釣る事ができたのは二尾目から2時間後の6時過ぎ。一尾目をバラした精神的影響が最後まで尾を引き厳しい結果になってしまった。最近になく苦労の多い一日でした。


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