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活性はいいのに流れが複雑で・・(2006/4/1)
4月1日、翌日のお花見ポイントをチラッと眺めて平山橋へ。準備中にいつもの平山固床を眺めていたら固床上でクルージング中の群が幾つも見えた。上流から群の動きを探ってフライを流すがこのポイントは浅くて広く全体に均一に流れているためフライが到着したときにはコイは移動していて反応がない。波を立てながら移動するのでどこに行ったかは判るのだがその移動先が全く読めない。そんな中、右岸沿いに上流に向かって移動してくれた群でやっと一尾釣り上げることができたがあちこちにキャストして流したラインでコイが落ち着かなくなり食い気を無くしてしまった。ここを諦め固床下の右の流れへ行く直前までカップルが左岸から石を投げ込んでいたので反応がない。それでも右岸沿いの奥で一尾反応してくれて時間が掛かったがやっと2尾目。それ以後反応が無くなったので中央の固床下へ行くが相変わらず複雑な流れでフライは口に入らない。釣れないまま左岸の水溜まりへ。コイの数が少なくなったように思えたが何とか反応してくれて3尾目。しかし先週と同じでそれ以後は警戒モードになってしまい、やっと掛けたのもバラして反応が止まってしまった。[お花見ポイントに行けば良かったかな?]と後悔したが翌日のために温存し下流へ移動。下流のお気に入りポイントへの途中でやっと4尾目を追加したが反応が鈍い。開始から2時間近くも経っているのにまだ4尾。期待してお気に入りポイントに到着すると流れ込みから水面に口が幾つも出ている。好釣果を期待しながら静かに流れ込みの一尾を釣り上げたが流れ込み周辺での反応は無くなってしまった。先週と同じように流れ中央と左岸沿いを交互に様子を見るが近くには回遊してこない。左岸の遠目でやっと釣り上げたネットの中のコイを眺めると妙にヒゲが長いように思えた。[コイのヒゲはこんなに長かったっけ?](上)
調子は先週ほどではないがポツポツ釣れ続き5時過ぎまでに10尾追加できた。その頃になってやっと目の前のポイントで反応してくれるようになったがポイントは中央の巻き返しの中心部の一番複雑にに流れているところ。どこにラインを落としても中央にフライが到着したときにはラインにドラッグが掛かってフライが不自然に動いてしまう。コイは幾度も食いつこうとするのだが上手く口に入らない。[来た!]と合わせてもタイミングがズレてフッキングしない。[おかしいな〜]とフライをチェックするといつやったのか判らないが針先が内側に曲がっている。後ろのテトラに引っ掛けたのは確かなのだがいつ引っ掛けたか全く心当たりがない。曲がりを直して再び攻めるがやはりフッキングしない。反応は凄く良いのに釣れないとストレスが溜まりじっくり様子を見ることもできなくなってしまう。辺りはどんどん暗くなり15尾目が釣れたのは40分後の6時過ぎ。4週連続のダブルは無理としてもう一尾は釣りたいと粘ったがフライが見えなくなって終了。
次回は立ち位置を変えてみよう。もう少し自然に流せるところがあるかもしれないから。


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