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渋い、渋い、何故か浮いてこない(2006/4/8)
4月8日、風が強く今にも降り出しそうな雲の下出掛けてすぐに雨が降り出し慌ててカッパを着込んで浅川へ行きました。途中激しく降ることもあったがポイントに到着した頃には雨も止み陽が射してきました。風も弱まり久しぶりに気持ちよく釣る事ができそうだと喜んだが肝心のコイの反応が鈍い。最初に入った平山橋下は元気に回遊している群はいるのだが水面への反応が鈍くフライも無視してすぐ横を通過してしまう。しばらく粘ったが諦めて平山床固下の右の流れへ。ここも反応は鈍かったがやっとヒットした一尾目をバラしてしまい次が釣れたのは釣り始めてから1時間後。床固下中央は相変わらず釣りにくくここでも反応が鈍い。左の細流はコイの数がどんどん少なくなり1尾バラしてやっと1尾追加できたけれど後が続かず下流へ。辿り着いた平山床固下のプールも他と同様で反応が鈍い。流れ中央の巻き返し下流もかなり下流で反応するだけで近くまではやって来ないし、釣り始めた頃は弱かった風も西から強く吹き出し流してフライが見難くなっていく。一番波の弱い左岸のテトラ沿いに30-40ヤード流してやっと3尾で時間は4時過ぎ。このまま粘っても[つ]が抜けるかどうかも心配になって来たので一番橋下へ移動。一番橋下はお花見の時に比べて水位が少し下がり左岸のテトラ帯が少し見えている。とりあえず東豊田用水の流れ込みで様子を見ると水路の浅場にかなりのコイが入り込んでいる。1尾掛けても暴れると全て居なくなるので静かにキャストし暴れさせないように慎重にやりとりしながらやっと6尾目を追加したのが辺りのコイは全て流芯へ移動してしまった。本命の流芯はと言うと強い風が一気に上流から通り抜け風に合わせて細かい波が起きフライがとても見難い。しかも用水出口ではあれだけ反応があったのにそのコイが居なくなってからはどこも反応が弱い。いつもなら流芯の流れが落ち着く辺りで反応するのが波のためか反応がない。5時過ぎてやっと反応が良くなったのは左のテトラ帯の前。流芯から少し外れたところで波もほんの僅かだが他よりも弱い。流れも弱いので流芯からフライを送り込み1尾バラしたが3尾取り込んだ。反応が下流へ移動したのでテトラの間を下流へ移動しながらテトラ直前を攻めたが、風でフライが沈んだテトラ帯の中側に入り込み、ヒットした2尾は連続でラインブレイク。10尾目がなかなか上がらない。あたりはどんどん薄暗くなりテトラ帯から岸に戻る足元が見にくくなりそうだったのでこれでお仕舞いにしようかな?と岸に上がって上流を眺め気が変わった。「あの流れ出しでもう一尾追加できるのではないかな?」と始めの用水出口へ移動。そこには入ったときと同じように浅場に多くのコイが入り込んでいた。とりあえず一尾釣れればと言うことで後のことも考えずコイを目がけてダイレクトにキャストしてやっと10尾目を釣り上げることができた。いつになく反応の鈍い一日だったが[こんな日もあるのだな]と変に納得。しかし厳しかったな〜。



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