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この大きさ(太さ)は始めて(2006/5/14)
5月14日、雨後の増水と濁りを心配しながら二子に行きました。いつもの兵庫橋上で土屋さんと合流し二人並んで対岸に向かってキャストし何とか4尾釣り上げることができたがその間にテトラに逃げ込まれて2尾もラインブレイク。悔しいけれど反応が止まってしまったので二人で本流へ。しかし本流は増水も濁りもないのだが反応が鈍い。二子橋直下の流れでは全くサーチに反応無し。その下の瀬の下はお気に入りポイントなのだが先行した土屋さんが「ここにいたのがみんな何処かへ行ってしまった」とぼやいている。私は流れに近い筋を流してみたが反応はかなり下流で単発的にあるだけ。それでも長めにラインを出しながら粘っていると目の前で土屋さんがヒット。「3回も出てきてやっと食いついた」と言って取り込んだのはでっぷりとお腹の張った67cmで5.9kg。「凄い!太ってますね」とお互いに驚くほどのお腹でした。この後土屋さんは「ぼちぼち引き上げます、母の日なので」と言うことで引き上げられました。時間はまだ5時過ぎなので私は引き続き粘ることにしたが反応が鈍い。いつもなら流れの緩い岸側でサーチのパンに反応するのがかなり遠目でしか反応しない。その遠目に向かって下っていくといつものポイントを潰してしまうことになるしそれ以上下流で釣り上げる自信がなかったので移動しないで遠目を狙い続けた。1時間以上釣り上げることもなくひたすらラインを送り出しては引き戻すを繰り返しやっとコイが近くまで戻っているのを発見。と言っても距離は約30ヤード。右の流れから左のトロ場にラインが流れ込む筋を見定めその筋にラインを載せて送り込む。予定の位置までフライは到着したようだがフライの位置が確認できない。ティペットとリーダーが浮力が弱くなって沈み掛けているラインに引き込まれて沈んでいるようだ。フライラインとランニングラインにフロータントを塗りつけて浮力を回復させると何とかフライの位置が確認できるようになった。しかしそれでも見難いときはラインを少し引いてフライの位置を確認し出てきたコイとのタイミングを合わせる。それでも一発目は空振り。そのまま流し続けると直ぐに次が飛びついてきた。この日はネットを忘れたので無理矢理岸に引きずり上げて5尾目を取り込んだのは6時過ぎであたりは少し薄暗くなりかけていた。それでもコイの反応があるので引き続き同じ流れの筋からラインを送り込む。フライが狙ったポイントに到着すると直ぐに左から一気に食いついてきたがこれがとてつもなく重い。流れに逃げ込まれラインを手繰ることもできずひたすら我慢。取込に焦っているところに娘から電話が掛かってきて「何してるの!先に食べちゃうよ」と怒られたが「今、取込中。直ぐに帰る」とだけ言って電話を切り、じっと我慢でやっと岸まで寄せることができた。浅瀬で水しぶきを上げるコイを見てその腹の太さに驚いた。「先ほどの土屋さんコイと同じかな?」等と思いながらメジャーを当てると73cm。「ここはどうしてこんなに太いのが居るのだろう」撮影を済まして胴回りを測ると58cm。体重を計ろうと思ったがネットを忘れているからぶら下げることができない。あたりを見回すと岸辺には対岸のBBQから流れ着いたビニールが無数に打ち寄せられている。その中から一番大きいビニール袋を拾ってきてこれにコイを納めてやっと計測(笑)体重はなんと7.3kg。このサイズでこれだけの重さのコイは初めてです。


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