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食べようかとも思ったのですが・・(2006/6/4)ここに居た
6月4日、寒くもなく暑くもなく風も弱かったので期待して二子に行きました。いつものポイントにはバードウォッチャーが望遠レンズで対岸を狙っていたので少し上流のポイント流れ込み部へ。対岸のテトラ沿いに反応を見つけ到着直後に一尾ヒットしたのだがこれが背鰭へのスレ掛かり。一尾目なので慎重にやりとりしていたが一気に走られて痛恨のバラし。しかしその直後に次がヒット。リリース後すぐに次がヒットしてさい先良く2尾も釣り上げることが出来安心のスタート。しかしここで反応がなくなってしまった。「どこにいるのだろう」とキョロキョロしていると対岸のテトラの上にカメの姿。「いつものアカミミか」と思っていたらアカミミとは少し違う。よく見スッポンると甲羅の後半がやけに薄いし六角の模様がない。「ん?ひょっとして?」と言うことで少し上流に移動して真横から眺めると少し出ていた頭の目の周りにアカミミ特有の縞模様がない!「多分そうだ!」と喜んでカメに向かってキャスト。距離は約7m。二投失敗したがカメは全く気にしてない様子でそのまま甲羅干しを続行。三投目に上手くティペットが甲羅の上に乗った。「よっ!」と合わせるとフライが甲羅に引っかかりカメはテトラの上から水中に落ちた。そのままもがくカメを引っぱっスッポンてネットですくい上げ、生まれて始めてスッポンを目の前で見ることになった。[喰いついたら雷が鳴っても離さない]と言われているので足で押さえつけて甲羅に刺さったフライを外し記念撮影。ところがこれがなかなかおとなしくしてくれない。ひっくり返すとすぐに太い首を伸ばして元に戻り走り出す活動派。ネットに入れたまま撮影してみたが静かにしてくれないのでブレてしまう。どうしようかと悩んでいたとき兵庫橋のたもとに徳永さんの姿を発見。スッポンを入れたネットを持ち上げ大きく手を振り「こっちへ来て」と合図を送る。「やったよ、スッポン。あそこのテトラの上で甲羅干しの所を引っ掛けた」と説明。早速記念撮影をお願いした。スッポンは表と裏の色が全く違っていたので両方を撮影してもらい、後ろ足を持ったまま細部の写真も。尖った鼻、大きな水掻きの付いた手足、鋭い爪、スッポンの頭そして妙に艶めかしいその下半身裏側をじっくり眺め、甲羅の柔らかさを確認する。まだ食べたことがないので持って帰ろうかとも思ったが生憎調理方法が判らないし、カミさんに何を言われるか心配だった。徳永さんに「持って行く?」と聞くとやはり「調理方法が判らないから・・」と言うことで断られた。徳永さんが直前に木村さんとお会いしたばかりで「木村さんは茶店前の本流にいらっしゃるはず」と言うことなので木村さんにも電話でお聞きした。返事は「いいです」とのことで引き取り手なし。「こんなのがここにも居るんだ」と驚きながら元の流れに戻ってもらった。今度で出会うまでに調理方法を調べておこうかな(笑)


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