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新作フライ改訂版の確認テストが・・(2006/6/10)
6月10日、新作フライ[ホッパー改訂版]と[ラバーレッグの新色]テストにスソノFPへ土屋さんと行きました。予定通りに出発したのに途中東名高速の事故渋滞に遭遇して到着は35分の遅刻。それでも下の池には4人しか釣り人が居なくてまずは一安心。梅雨入り翌日にも関わらず日差しもあり風もほとんど無い絶好のフライ日和。今回の変更ポイントは
●ボディをシャンクに密着させてフッキング率をアップさせるため、フックをロングシャンクに変更(勿論バーブレス)。基本サイズは#14。
●基本0.8mmのレッグに0.4mmと0.6mmの太さバリエーションを追加。
●ボディを3.5mmの太いフローターを追加
●ボディとウィングカラーの組み合わせバリエーションを追加・・
ワクワクしながら改訂版を付けて一投目、すぐにヒットしたが途中でバラしてしまった。この後3尾連続で途中バラシ。「喰いが浅いのか、合わせが早いのか」等と悩みながらキャストを続けたが反応が今一鈍い。しかも水面下でフライに反応して向かってくるのに途中でUターンする数も多い気がする。そんなフライのことばかり気にしていて、気が付いたのは、前の水面にたくさん浮いていたマスが少なくなっている事。そこでまだ沢山見えるところにフライを落とすと、落ちたライン周辺のマスがス〜ッと居なくなるのだ。まだキャストしていない遠くに落としてやっと1尾目を釣り上げたが同じポイントでは後が続かない。釣り人が歩いていない左の岸沿いにキャストすると水面に波を立てて飛び出して来て2尾目をゲットしたが同じポイントではもう反応しない。そのポイントよりも遠くにフライを落とすと一気に飛びついてきて3尾目と思ったら途中バラシ。フライを確認するとフックが伸びていた。今回のために新しく購入したロングシャンクのバーブレスフックはドライ用の細いワイヤーだからバラシが多いのだろうか。ヘビーワイヤーのラバーレッグに比べて途中のバレが多いような気がする。また、基本色をグリーンで展開したので気に入らないのかな?と思いグリーンからTANに変更すると反応は活発になったがパターンのバリエーションがグリーンほど多くないの多くは確認できない。反応をラバーレッグと比較するためラバーレッグの新色テストにきり替えてみる。こちらは準備した各色とも反応は良かったが途中まで出てきてのUターンは幾つか見られた。新色の中で特にピンクとグリーンの2色使いは好調だった。そんなことで午前中は26尾の釣果で昼食。食事後、初めて上の[クリアーポンド]へ行ってみた。こちらの池は中央に水の吹き出しがあり一面に波立っているので今まで避けていたが池の奥は波が届かず意外にマスの反応がいい事を土屋さんが先行して見せてくれた。そこで気を取り直してホッパーのテストを再開。基本グリーンは幾度かUターンしたが順調に反応してくれた。しかし釣り人多く狭い範囲にしかキャスト出来ないので反応はどんどん鈍くなる。目先を変えるために開発当初に作ったレッグの代わりにパートリッジを付けた#8の大型をキャストしてみた。これが驚きの結果をもたらしてくれた。水面に浮いた大きなフライの真下にス〜っとやってきて、止まったと思った瞬間に大きな口を開けてゆっくり食いついてくる。で、これが全て大型なのです。「こちらの池は大型しか居ないのかな?」と思わせるくらい全て大きい。しかしこのフライもロングシャンクのファインワイヤー、3回もフックが伸びて途中バラシ。しかも一気に走られ水中の石に絡んでラインブレイク。おまけに後ろの木の枝に引っ掛けて手持ちの数少ないフライが残り一つになってしまい、見本キープのためラバーレッグに変更。しかし狭い範囲を攻め続けたためか反応は鈍く数はまとまらなかった。反応が鈍くなったので終了直前に下の池に移動し3尾追加して総数45尾。
今回のテストで、フックは細いとバラシが多い。レッグの太さはそれほど影響ないが付けることが本当に必要か?色はTANをベースにした方が反応がいい。大型フライには大型しか出ない・・等。改良点が多く見つかった有意義なテスト釣行だった。しかし先は長いな〜。


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