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流れが変わってあの石が流されていた(2006/6/24)
6月24日、久しぶりに浅川へ行きました。いつものポイントは少し水量が多かったが流れの透明度は良く気持ちのいい流れでした。到着直後の平山床固の右端ではいつものように小さなポイントにコイの姿を見つけたが途中バラシで釣り上げることが出来ず。その下のポイントも不用意にキャストしてコイを威してしまい釣果無し。床固直下は水量が多くラインが流れに引き込まれやはり釣果無し。後半に期待して左の細流へ。ところがここは攻め過ぎなのかコイがフライを憶えていて、食い気十分にフライに向かってくるのだが直前で向きを変えて潜ってしまう。フライの色を変えて何とか5尾釣り上げたが後が続かない。ここを諦め下流へ移動するため流れに出るといつものお気に入りポイント左岸に先行者が見えた。仕方なく右岸を下流に向かって歩きながら様子を見ると普通の釣り人とちょっと様子が違う。岸辺のテトラの間の様子を見ながら少しずつ下流へ下って行く。[あっ、そこに立ち込まれたら・・]と焦ったがもう遅い。一番のお気に入りポイントに腰まで浸かりながら流れに立ち込んでいる。仕方なく予定ポイントを下流に変更して右岸を下りながらちょうど彼らの横に来たので様子を見ていると[ウナギ]狙いのようだ。1mちょっとの竿の先端にミミズらしきものが付いていて、それをテトラの下に差し込みしばらく様子を見ている。この付近で一番深い場所に胸近くまで水に浸かって頑張っている。しばらく眺めていたが彼らの移動速度はかなり遅い様なので下流に辿り着くにはかなり時間が掛かりそうだと判断し、一気に移動して「ここらから始めようか」と対岸のポイントを見ると、草に隠れながら半分水に沈んだテトラの間狙いの釣り師が一人。「ここもダメか」と彼に影響のなさそうなところまで下ってラインを出したまま対岸のテトラ沿いの様子を眺めているとき、流したままのフライに向こう合わせで一気に食いついてきた。[こんなところで]と驚きながらも思わぬ獲物に笑みがこぼれたのが6尾目。流れをよく見れば微かなコイの動きがチラホラ見えリリ−ス後その広い流れでもう一尾追加。その後対岸の崩れテトラの間の[回遊路]でテトラの間をすり抜けてやってくるコイをピンポイントで狙って4尾追加。その下流のテトラ直前を流して一尾掛けたが下流に走られ沈んだテトラでラインブレイク。下流へ移動してたコイを追いかけてどんどん下へ移動しやっと1尾追加する反応が無くなってしまい、久しぶりにお気に入りポイントの下流まで行ってしまった。ここは以前新しく設置されたばかりのテトラ前で幾度か釣ったことがあり久しぶりに様子を見たが流れが速くコイは居着いていない。その下流まで下って右岸の崩れコンクリートの間から引きずり出したのが13尾目で時間は6時前。それ以上下っても帰り道が遠くなるだけなので上流のお気に入りプールまで戻った。そこで気付いたのは先ほど通過したプール入り口の中央に以前沈んでいた石が無くなっていること。ちょうどプールへの流れ込み部分でその石のおかげで流れが二分され石の下流側に出来た巻き返しがコイの集まるポイントになっていたのに何も無いから全体が一気に流れる速い流れになっていてコイの落ち着く場所がない。「参ったな〜、これからどうなるのだろう」と悩むが対応策は浮かんでこない。とりあえず床固横の細流へ行き何とか14尾目を釣り上げたが期待していたほどの釣果を得られず厳しい一日となってしまった。あのお気に入りプールが変わってしまったから新しいお気に入りを早急に見つけないと・・。


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