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久しぶりの80cmが釣れたが・・(2006/6/25)
6月25日、雨を気にしながら二子へ行きましたが雨は思ったほどではなく、小雨が少し降っただけで雨具は着ないで大丈夫でした。河原に着いてみると徳永さんの自転車はあるが姿が見えない。「今日はどこに居ますか?」と携帯で聞くと「藤澤さんと一緒に禁断です」との返事。そのまま禁断へ直行。着いてみると徳永さんお気に入りの教習所下のプールは[まったくコイの気配なし!]とのこと。上流に入っていた藤澤さんはちょうどやり取りの真っ最中。ネットインしたところで「これでボウズ無し。どうぞ、どうぞ」とポイントを譲られたがそのままそこへ入るのも何なので少し上流へ入りました。ポイントにコイは沢山にて食い気も十分。ところが私の白いフライは見事に避けていく。そうだろうな、ここはずいぶん通ったし、流れが落ち着いてゆっくり流れ、しかも透明度はかなりいい。こんな状態でいつものフライは警戒されても仕方がない。釣り始めて40分間は見切りばかりで全くヒットしない。[Chubby Flat:白]にはかなり自信があったのだがあまりの見切りにフライの色を変える事にした。ところがフライボックスの中には白以外の色は少ない。と言うか最近白以外を作ってなかったし金曜日も白ばかり沢山作っていた。そこで数は少ないが定番のオレンジに変更。やっと1尾目をゲット。その後10分後に2尾目を釣り上げ、3尾目を掛けたところで走り回られ沈んでいるテトラを擦って痛恨のラインブレイク。オレンジは残り2つしかないのでとりあえずボックスの中に在った[フェルトバージョン]を結ぶ。これですぐに一尾釣り上げたがやはり白だからなのか後が続かない。仕方なく残り少ないオレンジに変更。これで2つ追加したところで兵庫橋のところに来てくれた土屋さんにお渡しするものがあるので一時中断。藤澤さんは「お腹の調子が良くないから」と早上がり。1時間ほど土屋さんとお話をして戻ってからは徳永さんと並んでキャスト。戻って最初に掛けたコイはテトラを巻き込んだまま一気に走り回り流れの中を歩き回ってラインを外したが広範囲に走り回って激しく抵抗する。上流に、下流に激しく逃げ回り、手元にはティペットがテトラを擦る振動が幾度も伝わってくる。ラインブレイク覚悟で引き寄せるにはかなりの大物の予感なので無理はぜず慎重にやり取りし、やっと取り込んでみると久しぶりの80cm(6.5kg)。計測後キャスト中の徳永さんに無理矢理記念撮影をお願いした。リリ−ス後ティペットを確認すると幾つも擦った跡があり[よくブレイクしなかった]と驚いた。その直後また元気のいいのがヒットしたのだが、対岸近くに走られテトラに絡むのを嫌って、新しいティペットなので強く引いたところでバラしてしまった。フライを確認するとフックのゲイプが開いている。貴重なオレンジなのでフォーセップで伸びたところを戻そうとしたらフックを折ってしまった。残り一つになったオレンジを付けキャスト再開。さすがオレンジ、快調に釣り上げ73cm。ちょうど徳永さんが写真を撮り終わってポイントに戻るところで入れ替わりに私が取り込んで撮影用に移動。全く同じタイミングで入れ替わりながらの往復を3度繰り返したところで釣れたのがお腹に大きな傷のある右の太目。直径5cmほど皮が剥がれ腹の肉が見えている。どうしてこんな傷が付いたのかは判らないが元気に泳いで行った。その後一尾途中でバラシ、続いての一尾でまたしてもテトラブレイクで一つしか残っていないオレンジを持って行かれた。それからはまるで地獄。やっとフライに反応するコイが居てもフライが直前でUターン。フライを黄色やピンクに変えてみるが反応しない。少し暗くなってきたからコイの気分も変わったかな?と[白]に戻したが反応は以前鈍い。やっと10尾目を釣り上げたのはブレイク後30分。日没までたっぷり時間があるのに、釣り上げる自信は全く無い。それまで徳永さんと交互に釣り上げていたタイミングも崩れて徳永さんの独壇場。10尾目を釣り上げてから日没終了までの40分間は焦りと苛立ちの固まりで、それ以上追加することは出来なかった。フライのカラーバリエーションはいつも準備しておかないといけないことと[白]に対する自信過剰を痛感しました。悔しい!!



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