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水位が少し下がってポイントが変化(2006/8/15)
8月15日、二日間の夏休みを使い有効に釣果を伸ばすため浅川へ行きました。天気予報ではにわか雨が降るらしいとの事だったがそんなことにかまってはいられない。何とか数をまとめないと・・。前回の釣行から3日も経っているのに水位はほんの僅かしか下がっていなかったのは、不安定な天気で上流部の何処かで雨が降ったのだろう。前回水没していた床固左岸の崩れテトラは相変わらず水没中で、流れも速くて鯉の回遊も落ち落ち着きが無く釣果無し。ここを早めに諦め左の細流へ。ところがこちらも3日しか経っていないから出だしの一尾だけで後は見事な見切りの連続。しかも、釣り上げたコイのざわめきで残っているコイの落ち着きが一斉に無くなり底近くに潜ったままで水面への反応が鈍く数が伸びない。上空は黒い雲が頻繁に通り過ぎいつ降り出してもおかしくない空模様。その内パラパラと降りだし空を見上げると黒い雲がこちらにやってきそうな気配が見えた。慌ててベストからカッパを取り出し着込んだがすぐに雨は止んでしまった。[雲の動きが速いからまた降るかな?]と空を見上げたが風上の空に雲は見あたらない。そのまま合羽を着ていようかとも思ったがやけに蒸し暑く腕がベト付くのですぐに脱いでしまった。ポイントでは、たまに飛びついてくるコイがフライの直前で水しぶきを上げてUターンしたり、食い付く直前で止まってしまう。やっと食い付いてくれたと思っても掛かりが浅いのかバラシの連続。6尾釣り上げる間に5尾もバラしてしまいう。そんな中で土曜日に引き続いて3回連続で見慣れた3色が食い付いてきた。他のコイがどんどん学習してフライを見切っていくのに懲りないヤツもいるものだ。結局ここで粘っていてもダメそうなので下流に移動。始めにプールの流れ込み部分の左岸テトラ前の様子を見たが反応がない。中流部は先週と同様高い水位のため右岸まで幅広い流れが広がっているが少し低くなった水位のため右岸前での反応はない。仕方なくプール中央部の様子を見ながら下流に移動したが反応が少ない。しかもせっかくの反応も前回同様横移動が激しく狙いが定めにくい。それならばと左岸テトラ前に移動しテトラの中を移動しているコイに狙いを定めて攻める。テトラの間を回遊してくるのを辛抱強く待つのだが数が少ないしせっかくヒットしても途中でのバラシが多い。プールの終点まで移動してもバラシが4回で5尾しか追加できなかった。何処に行こうか悩んだがそこより下流はもっと厳しいはずなのでとりあえずプールの流れ込みに戻ってみた。流れ込みから始めに様子を見た左岸テトラ前をサーチすると今度は幾つか反応している。左岸に渡るとテトラ前のコイは下流に移動してしまうので流れをギリギリまで進んで速い流れ越しにキャストする。対岸から4mまで何とか近づけたので途中のラインは流れの影響をそれほど受けずに40-50ヤード下流まで岸沿いに流すことが出来そうだ。とりあえず目の前15mほど下流のコイを狙い3mほど上流にキャストして流れに載せ流し込んだら一発でヒット。速い流れの中での取り込みを避け右岸まで誘導して取り込み、再度同じ流れに立ち込み次を狙う。先ほどのポイントを通り過ぎその下流10m程の所で次がフライに飛びついてきたが合わせ損なってしまった。「今日は途中のバラシが多いし、合わせ損ないも多い。釣れないから焦りで合わせのタイミングが早くなっているのかな?」と考え合わせを少し遅らせることにした。合わせ損なったフライをそのまま流し続け30ヤードを越えた辺りに辿り着いたとき横から一気のライズ。意識してタイミングを遅らせて合わせると見事にヒット。それからまさに入れ食い状態。目の前から40ヤード先までのテトラ前1m程の幅の流れで約1時間に6尾追加し何とか17尾釣り上げることが出来た。もっと早くこのポイントを見つけて、合わせのタイミングが調整できていたららもっと数は伸びたはずだと思うと悔しかった。しかし、5時前で10尾しか釣れていなかったことを考えると終盤の入れ食いで何とか納得の釣果。良かった、良かった(笑)
 
ムシトリナデシコ


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