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降りそうで降らなかった(2006/8/16)
8月16日、相変わらず不安定な天気を気にしながら二子に行きました。3日前調子の良かったプール流れ込みの左岸テトラ前に迷わず直行。しかしそこは朝降った雨のためだろう濁り水が曲がれだしている。水量はほんの僅かなのだが左岸沿いに濁りの筋が兵庫橋まで続いている。水中のコイにフライが見えるかどうか心配だったがとりあえずテトラの間にキャストして様子を見る。ところがこのフライを見つけて一気に食い付いてきたコイが居た。前回、目の前まで来ながら食い付くのをいやがっていた小さな白いコイ。今回は迷うことなく食い付いてきたのは到着第一投目。さい先良く釣り上げたのは僅か38cmのかわいい色物でした。ネットで掬ったときその目が赤いのに気付いていたがいつもの記念撮影に為に裏返すとその目は黒い。左右で目の色の違うコイでした。小さくても最初の一尾がすぐに釣れたことはその後の気分がずいぶん楽になる。快調なスタートに気分を良くしていたがその後が続かない。濁りのため一番の狙い目ポイントでの反応が鈍い。サーチのパンに反応しているのはカメばかり。コイを狙っているポイントは流芯の速い流れと岸辺の緩い流れとの境目から岸側の緩い流れの狭いスペースで、そこはカメの餌場でもある。流れてくる餌を見つけると水中に潜り餌に向かってまっすぐ移動、水中から頭を出すと同時に餌に食い付く。フライの近くにその気のある頭を見つけてもフライに向かってくるまでは無視して流し続ける。カメがフライを見つけ水中に潜ってもまだコイの反応を待つ。水中のカメの動きを見ながら水面に頭の出る瞬間に「ダメ!」と言いながらフライを引きカメからフライを遠ざける(笑)。それでも時折どこからともなく近づいて急に食い付くのがいてコイの反応と間違えて合わせてしまう。また、横を通り過ぎて安心していると沈んでいるティペットを足に引っ掛けてフライが引きずり込まれる。コイの反応があるのでフライを動かさずにいるとカメが食い付くがそのまま合わせないでフライを放すまで待つことが幾度もあった。釣りたくないカメをこの日は5匹も釣ってしまった。その気で狙うと[カメ釣り大会]で優勝できた数が釣れたのではないかな?(笑)。コイの方は最初の1尾から1時間後、同じポイントで粘って2尾目がやっと釣れた。その後、濁りの弱くなっている下流部へ行き2時間後に2尾連続で釣り上げた。その頃小雨がパラついて[降るかな?]と心配したが、すぐに上がって青空が広がってきた。ちょうど小雨がパラついた時、娘から電話があり「デジカメ、濡らさないようにね」と心配してくれた。それは自宅近くは土砂降りの雨が降っていたからで「雨?二子は降ってないよ」と言うと驚いていた。釣果はそれから上流の流れ込みと中流を二往復したが2時間何も無しで、6時過ぎにやっと5尾目が釣れた。その直後6尾目を釣り上げ前日分と合わせて23尾。これで目標の一万尾まで残り80尾。キリのいい数字になったので少し早めだが終了する事にする。8月は好調で6回の釣行で71尾。このペースで行けば4週間で目標達成の予定だがどうなる事やら。とりあえず順調に目標に迫っていますね(笑)。
 


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