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一気に走り寄ってこない(2006/10/15)
10月15日、二子へ行きました。到着してみるとポイントには木村さんと藤澤さんが立ち込んでいて藤澤さんがやり取りの真っ最中。急いで支度をして水辺へ行き、記念撮影(笑)。聞くとこれは2尾目で、もう余裕たっぷり。木村さんも既に5尾釣り上げていると言うことで合計7尾も釣られている。[ここで釣れるコイは、後何尾残っているかな?]と気にしながら藤澤さんにポイントを譲っていただきお気に入りポイントに。一投目で反応したが見事に見切られ、それ以後反応は在るのだがフライは素通りしていく。やっと1尾目を釣り上げたのは開始から30分経ったとき。藤澤さんに取り込みまでを撮影していただきリリースした直後、今度は木村さんが6尾目を釣り上げた。元気に走り回られて取り込みに苦労されていたようだが無事取り込みに成功。直後に「もう時間ですから」と木村さんは引き上げていかれた。藤澤さんはしばらくして上流へ移動され、その後本流にまわられたようで戻ってこられたのは3時過ぎ。本流で2尾追加して合計4尾という事だが「寒くなったのでもう切り上げます」と。私は同じポイントで粘って2尾目を釣り上げたのは1尾目から1時間後。コイの活性は良く反応はいいのだが見切りが多い。ポイントに誰も居なくなったからなのだろうか、コイが移動してしまったようで期待していたポイントでの反応が無くなってしまった。仕方なくポイント変更。と言っても本流へ移動するのではなくほんの少し上流へ。対岸から水中に倒れている倒木周りがコイのエサ場になっていてしきりにライズしているがこの倒木の中にキャストする事は出来ない。狙いは倒木の上流部。岸沿いに倒木の中を回遊しそのまま上流の開けたところに出てくるのを狙っての待ち伏せ作戦。しかしコイが餌を捕るポイントはほとんど岸ギリギリで岸に向かっての食事。それを釣り上げるにはコイと岸の間にフライを落とさなくてはいけないのだがこれは難しい。狙いすぎると対岸の草を釣るしちょっと間違えたら岸からつきだしている倒れた枯れ木に巻き付いてしまう。フライを一本枯れ枝に捕られた後、慎重になりすぎて岸辺ギリギリが狙えなくなってしまった。岸に向かって餌を食べているから僅か20cm離れていても後ろ側だからフライは無視。出来るだけ対岸から枝の出ていないところを選びコイの進行位置に合わせて岸近くにキャストするが反応してくれない。そこでフライを見切り対策で小さめにトリミング。そしてフローターの上部を少しカットして水面に出る量を極力小さくしてみた。フライを調整しての一投目、すぐに結果が出た。と言うかちょうど回遊に当たったのか・・・素直に食い付いてくれた。やっと3尾目。この後もう一尾ヒットしたが途中バラシ。その後掛けた一尾はラインブレイクで逃がしてしまった。気を取り直して新しいフライをトリミングし同じポイントに落としたとたん、茂みの中から飛び出してきた。これを取り込んでリリースした後しばらく経ってもう一尾ヒット。ちょうどこの時藤澤さんが帰り支度をして後ろにやってきた。素早く取り込んで気分よくお話ししたかったのだがこれがなかなか寄ってこない。と言うか一気に走って全く寄る気配がない。しかも左右に逃げ回るのではなくただひたすら下流に行こうとするだけ。どう考えてもこれはスレだ!しかも後ろ半分に掛かったスレ。無理に引くとバレる可能性があるのでじっと我慢でコイが落ち着くまで待ち、焦らず慎重にラインを手繰ってやっと取り込むことが出来た。フライは見事に背鰭の後ろに刺さっている。藤澤さんが撮ってくれた写真の矢印の所でヒットしたのだが・・。これでも少し手前に寄ってきてからの画像。

写真を撮っていただいてからしばらくお喋りをし「残り1時間ちょっとですね。頑張ってください」と励まされ「後3尾は釣りたいな〜」と言ってお別れした。お別れしてからお喋りの間にポイントが落ち着いたのか連続で3尾釣り上げることが出来た。10月の平均を10尾にするために、もう一尾釣りたかったがこのポイントはそれでお仕舞い。下流に戻ったが最初のポイントは全く反応無し。仕方なくまたここに戻ったがそれ以上追加することが出来ず合計8尾で終わってしまった。
8尾で終わってしまったと言ってもこのポイントでの8尾は十分納得できる数字だし、既に7尾釣り上げられていることを考えれば最高の結果ではないだろうか。フライの微調整も良い方向に向いているようだし。しばらくこのパターンを調整してみよう。結果が出たら報告します。

ゴイサギ


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