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回遊路で待つのが一番(2006/10/22)
10月22日、見切り対策のため二子へ行きました。河原には仲間の姿はなくポイント独り占め状態。で始めたのはお気に入りの兵庫橋上対岸最下流の竹の間。ここは安定して釣果があるのだが最近ちょっと渋い。始めは快調なのだが途中からだんだん反応が渋くなる。この日も同じで2尾までは快調に釣れたがそこで止まってしまった。その時久しぶりに徳永さんの登場。「お久しぶりです。このところちょっと忙しくて」と言う挨拶で彼は上流から本流巡りに。私はポイントを先週良かった20m程上流の[対岸障害物の始まりポイント]に移動。ここは岸から倒れかかった木や竹の下を回遊してきたコイが上空の開けた場所に出てくるところ。途中の障害物の間にキャスト出来れば一番いいのだがとてもキャスト出来る所ではない(だからコイも安心して浮いてくるのだが)。このポイントは対岸がえぐられ木の根が垂れ下がっていて岸ギリギリにフライを落とすはちょっと勇気がいるのだが。その少し上流には木の根が岸辺に転がっていてカメの休憩所になっている。この日もいくつものカメが日向ぼっこをしていたがかなり高い切り株の上にまで登っていた。私がもう少し上流の様子を見ようとその前を通過した時、切り株の上から落ちるように水に戻っていった(笑)。で、このポイントでの釣りだが、ただ辛抱強く回遊を待つしかないが途絶えることはなくポツポツと釣れ続いた。ちょうどこのポイントでの一尾目を釣り上げたときいないなさんが登場。しばらくお話をして[見切り対策]用の改良型フライをお渡しし「試して下さい。小さいから見難いけれど」と。いないなさんは始め私の下流側で幾度もあるライズにコイが乗らず苦戦していました(フライは始めに付けたご自分のフライでしたが)。その後上流側へ行かれ頑張っていらっしゃいました。私は回遊待ちながら30分に一尾のペースで釣れていて何とか8尾目を掛けた時、いないなさんもヒットしていました。取り込み中の写真を撮りたかったのですがこちらも取り込み中で手が放せずリリースした後リリース姿を撮影。その直後「一尾釣れたので引き上げます」といないなさんが帰られた。その頃から回遊が止まり1時間全く釣果無し。あちこちを探りながらやっと9尾目を釣り上げたのは4時半。ちょうど霧雨が降り始め、寒くなってきたし辺りも暗くなってきたので終了。本流へ行かれた徳永さんは「新ポイントを3カ所も発見」されたそうですが「一尾掛けるとしばらくお休みしなくてはいけない」とか。とにかく納得できる釣果を揚げられたようで気分良さそうでした。細かい雨なので「この位ならカッパは必要ないだろう」と気楽に考えて帰路についたが家に着くまでにずいぶん濡れてしまいました。二子で9尾は「見切り対策」のパターンが良かったのか「回遊路での待ちの釣り」が良かったのか結論は出ていないが「満足、満足(笑)」


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