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小さなポイントも見逃さない(2006/11/11)
11月11日、前夜から降り出した冷たい雨も気にせず浅川へ行きました。先週良かった床固下右の流れでは流れ込み部分でコイの口がいくつも浮いている。期待しながら先週と同じように上流の崩れテトラの陰からキャスト。第一投ででヒットしたのだが痛恨のラインブレイク。ティペットの長さは十分残っていたのでそのままフライを結び同じポイントにキャスト。すぐにこの日の一尾目を釣り上げ[この調子なら・・]と喜んだのだがその次のヒットでまたしてもラインブレイク。タックルの準備時に先週のままだったティペットをチェックし傷など無いことを確認していたのだが・・。その頃からコイ達は警戒モードに入り始めあれほど反応が良かったポイントもライズは単発になった。回遊路を見定め先回りしてフライを落としやっと2尾目を釣り上げたのは釣り始めから30分後。その時からコイは全て警戒モードに入ってしまい底を回遊するだけで水面には全く反応しなくなってしまた。悔しいけれど諦めるしかないと判断し左岸の細流を目指して移動。移動の途中、床固下の様子を見たが早い流れでコイの姿を見つけることは出来なかった。[ここはダメか]と諦めて左岸に登り掛けたとき目の前の岸際でコイの反転を発見。コイは岸際の枯れ草に向かって口を使っている。手前のテトラ越しにキャストしたがポイントが近すぎて上手く狙った流れに乗らない。幾度か繰り返した後やっと一番左の緩い流れに乗りコイの目の前にフライが到着した。その瞬間上流を向いたコイの口の中にフライは消えていった!やった!と喜んだが取り込み場所はそのコイが反応していたところしかない。右岸まで引いていって取り込むことも考えたが、先週の失敗を繰り返さないため一尾だけでこのポイントを諦め左岸から取り込んだ。リリース後下流の様子を見たがコイの反応はないので左の細流へ。しかしこのポイントは反応が鈍い。いつもなら始めだけだが元気に反応するのに何故か反応しない。コイが居るのは判っているから辛抱強く粘って30分かけてやっと1尾釣り上げたのが4尾目。その一尾だけで反応はなくなってしまい下流のプールを目指して移動。途中の本流では岸辺の緩い流れで幾つか反応していて何とか食い付かせようとしたがダメだった。下のプールが見えるところまで来たとき、プールの入り口にいくつもの口が浮いているのを発見。上流から流れに載せて送り込もうとした位置の目の前の岸際にコイが居るのを見つけたので、まず手前からとキャストしたがこれも釣れなかった。やっとプールにキャスト出来る位置までたどり着いたときには直前の動きを察知されたのかあれほど浮いていたコイは全て消えていた。それでもプールへの流れ込みの治まる辺りでは元気に反応しているので流芯にラインを載せて送り込む。5尾目はすぐに釣り上げることが出来たが続いて2尾連続で途中バラし。しかしコイは依然反応が良くすぐに6尾目をヒット。これを取り込んだ所で反応がストップ。後は下流のテトラ沿いでしか反応しなくなっていた。仕方なくテトラ沿いに下りながらの拾い釣り。水辺に沿ってテトラ帯を下り3尾追加したところでそれ以上水辺を下ることが出来ないところに来た。そこからはラインを送り出しいつもの遠流し。40ヤード先でヒットしたが左のテトラに入り込まれてしまった。しばらく待って再び流れに出てくるかと思ったが全く動かない。その内手元にコイの動きを感じなくなったのでどこかに引っ掛かったようだ。そのままラインを引いてティペットを切ろうと思ったがテトラの奥まで入り込まれていたらフライラインを傷つけることになりそうなので岸に上がってフックを外しに行く。3m位の高さにえぐられた岸辺の端を足元を注意しながらラインを少しずつ巻き取ってススキをかき分けながら移動。掛けた場所はそれほど深くなかったので難なく外すことが出来た。しかしそれ以上下流に流しても水面が波立っていて反応に合わせることが出来ず終了。せめて10尾は釣りたかったのに、悔しい最後の一尾でした。



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