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風も弱く透明度も良かったのに(2006/11/26)
11月26日、誰かいるかと期待しながら二子へ行きました。しかし誰も居ない。[ポイント独り占め]と喜ぶには最近活性が余り良くない兵庫橋上だがとにかく釣り始めた。開始から5分と経たないうちに1尾目がヒットしたがすぐにバラしてしまった。「掛かりが浅かったのかな?」と考えながらの次のキャストで連続ヒット。これを無事取り込んだのは釣り始めから8分後。快調な出だしに嬉しくなったがそれっきり反応がない!ポイントを以前良かった流れ込みテトラ帯に変えるがテトラの中には回遊してこない。仕方なく左岸ギリギリを狙って下流に下り、倒木帯まで辿り着き倒木の中までフライを送り込んでやっと2尾目が釣れたのは開始から2時間後。それから20分後に3尾目を釣り上げその直後に4尾目をヒットしたが途中バラシ。余りの反応の鈍さに、それ以上期待できないので本流へ移動。前回良かった橋桁下で水面に口を出しながら回遊している姿を発見。橋桁に隠れるようにしてキャストし上手く食い付かせることが出来たが今度はラインブレイク。3尾釣り上げる間に3尾も逃してしまうとは。時間は3時前で終了までは2時間近くあるので次を期待して本流を下り始めた。二子橋下は全体に浅く川幅イッパイにちょっと速めの流れでコイの落ち着けるトロ場が全くない。それでもその速い流れの中でコイは元気に流れてくる餌を追いかけている。この[全体に均一の流れがある]ということはくせ者で、流速に変化が在ればコイは同じ早さの流れの中を上流に向かって移動するのだが、均一の流れの場合、左右に頻繁に横移する。そのため水面に反応するコイを見つけてもそのままその筋に留まることはほとんど無く、流したフライが到着する頃にはどこかに行ってしまっている。そんな場合は出来るだけ近くから流し始めるしかないのだがこちらの気配を察知されたら、一目散に逃げて行く。コイに感づかれないで出来るだけ近くからというのは結構難しい。そんなコイに向かって流したフライに何とか反応してくれてやっとヒットしたがこれがやけに重い。大型かな?と思うには動きが鈍い。竿先に伝わってくる反応にも動きがそれほど感じられないし寄せようとしてもほとんど動かない。こちらが横まで移動して少しずつ寄せて取り込んでみれば腹鰭へのスレ掛かり。[スレでもいい、4尾目だ]と納得しながらも取り込みのために移動して広範囲のポイントを潰したことが悔やまれる。そこから次の瀬の下に一気に移動。水面の波立ち部分をパスし穏やかな水面を狙ってフライを流し40ヤード先から釣り上げたのはそれから30分後。前日の浅川の12尾にプラス5尾で何とか平均8尾をクリアー。10月までは平均10尾をキープしていたことを考えると11月は厳しくなっている。残りは一ヶ月で1,000尾まで114尾。今年の1,000尾オーバーは厳しそうです。出漁日数もまだ86日だから。どこまでがんばれるかな?



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