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もし、これが釣れたら・・(2006/12/17)
12月17日、二子に行きました。始めはいつもの兵庫橋上。しかし本当に渋い。コイは居るのだが底近くを回遊していてなかなか水面に反応してくれない。それでも僅かに反応するのは岸辺の倒木の陰だけ。そこがまた非常に釣りにくい。対岸から垂れ下がった枯れ枝の下、しかも対岸ギリギリ。この狭い筋を悠然と泳いでいる。コイを見つけ移動筋を狙ってキャストすると確実に枯れ枝にフライを引っ掛けてしまうし、枝を気にしていると回遊筋には届かない。しかも流れに対して横からのキャストだと手前の流れで微妙なドラッグが掛かってしまう。この岸ギリギリに回遊しているのが釣れたら・・と思うのだが、横からの直接狙いだとどうすることもできない。「岸から少し離れてもドラッグが掛からない状態で流せば下流から来たコイが見つけてくれるかな?」と思い、立ち位置を上流側で対岸に近付き倒木の下を通過する筋にキャストし、辛抱強く倒木下に到達するのを待った。来た、来た! フライが倒木の下から出ようとする瞬間に左側から一気に食い付いてきた。釣り始めてから40分後である。同じ筋を流して15分後にもう1尾。しかしここで回遊はストップ。どこにいるのかしばらく下流の様子を見たがどこも反応がないので本流へ移動。二子橋上流で水面を見つめているコサギを見つけたらその足元にコイが数尾水面から背鰭が出るくらいの浅場に集まっていた。このコイ達は浅場の底餌狙いで来ているから水面にどんなに旨そうな餌が流れてきても無視してしまう。この浅場のコイが釣れたら・・と思うがこれもどうすることもできない。ここを諦め下流の橋桁周りへ。橋桁下から流れの真ん中に立っている橋桁下流の様子を見るといくつもコイの口が水面に出ている。喜んで上流から回り込み橋桁下へ。下流側に着いてみるとすぐ目の前に浮いている。すぐさまキャストしたが食い付いてくれない。ここは両側に速い流れがありその流れからの流れ込みが複雑に絡み合い微妙なドラッグが掛かってしまう。ポイント中央のライズに向かってキャストすると手前の緩い流れでフライが引っぱられてしまいコイが頭を出しても食い付いてくれない。左の流れか右の流れに載せて送り込むしか前方のライズに対応することが出来ないのが判るまで1時間掛。やっと左の流れから送り込んで釣り上げることが出来たがそれでおしまい。あれほど反応していたコイは全てどこかに消えてしまった。日が沈んでから下流の瀬の下に辿り着きやっと4尾目を釣り上げたのは4時11分。そしてここもこの1尾で反応はストップ。下流に下っても次のポイントまでは距離があるから左を流れている[茶店前]に移動。流れ込みからラインを送り込み見難くなってきた40ヤード先の小さな反応に合わせてやっと5尾目。最近の二子で5尾はまずまずの釣果で一応納得したが、広範囲に足で探さないと数がまとまらないようです。如何にドラッグを押さえるかが一番の[見切り対策]のように思えてきました。


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