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また釣ってしまった(2006/12/24)
12月24日、二子へ行きました。このところいつもの兵庫橋上が不調で何とか数をまとめたいと思っていたが相変わらず反応が鈍い。左岸ギリギリまで立ち込んで岸際の様子を見るが単発の反応と岸に向かっての餌採りだけでフライへの反応が全くない。サーで流したパンも下流の様子を見る前にカルガモに食べられてしまう。このカルガモは先週も居て釣り人は餌をくれるのだと思っているかのように目の前まで近づいてくる。こちらの狙いは岸辺の倒木の間で、垂れ下がった枝を避けながらラインを送り込んでいる。そこにカルガモが餌を探しながらこちらの様子を伺いながら近づいてきた。カモを威してせっかく水面下で餌を探しているコイを怯えさせることも避けたいのでフライの横まで来たがそのまま釣り続けていた。フライの横を通り過ぎ倒木の間の餌を探していたカモが突然Uターン。そのまま下流に行く物だと思っていたら垂れ下がった枝の向こう側にあるフライに食い付いてきた。「やばい!」と慌ててロッドを立てたが、時既に遅し!見事にフッキング!羽を広げてバシャバシャと脚で水面を走りながら広いところを走り回る。そのまま上流側まで走ってやっと落ち着いた。ゆっくりラインを手繰り目の前まで寄せたところで首を掴んだ途端、羽根で水しぶきをまき散らし脚でこちらの手を振り解こうと一暴れ。そんな抵抗もすぐにおとなしくなり首根っこを捕まれたまま静かにぶら下がっている。そのまま浅瀬に運び、嘴を無理矢理押し広げてフライを外す。タイミングがぴったりだったようでフライは下の嘴先端に刺さっていた。ぶら下げてみて判ったのだが大きさに比べて以外に軽いんですね、カルガモって。恨めしそうにこちらの顔を見ているような目つきが印象的だったがこれからフライに食い付くことは無くなるだろうか?余り近寄らないようにと言いたかったが判らないだろからそのままリリースした(笑)
結局今日はコイが2尾でカルガモ1羽でした。


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