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釣り納めだというのに一年ぶりのボウズ(2006/12/30)
12月30日、最近不調の二子も、浅川で[ツ抜け]を記録したので少しでも数をまとめたいと思いながらの出漁でした。ポイントに着いてみると増水の残る本流に比べこちらの流れは穏やかで期待できそうだった。しかし流れに入って水温を測ると10度しかない。この10度という温度はコイの活性の境目で一つ間違えると全く反応してくれないことが多い。そんな中いつものお気に入りの茂みの中にフライを送り込んでいるとき、岸辺から一気に大きな口を開けて飛び出してきた。喰い渋りが心配された中での1尾目は不安を吹き飛ばしてくれたがこれが不幸の始まりだったかも。流れに引きだしてもう少しでネットインという時になって痛恨のバラし。掛かりが浅かったのかもしれないと悔やんでみたがどうにもならない。気を取り直してキャストを再開始したが目の前に思わぬ強敵が出現。先週釣り上げたカルガモと一緒に今度はマガモが近寄ってきた。こちらを恐れる様子など全くなく近づいて来てこちらが狙っているポイントの周辺をウロウロする。間違えてまたフライに食い付かれては大変なので、とりあえず上流へ移動。流れ込みにある下水出口のテトラの中にコイの姿を見つけ、写真を撮り終わってキャストしようとした瞬間に潜ってしまった。仕方なくマガモポイントに戻ってみたが相変わらず周辺をウロウロするしコイの反応も鈍いので本流へ移動。本流は30cmほどの増水で流れが速くコイの避難場所も見つからない。あちこち様子を見ながらさまよい、やっと小さな避難場所で水面に浮いているコイを発見。水面に口を出した姿を撮りたくて、ライズを待ちながらしばらくキャストを我慢し、何とか写真が撮れたところでキャスト体勢に入った。ところがその瞬間、コイの姿は消えてしまった。写真なんか撮らないで早くキャストしていたら・・と後悔したが・・。それから地獄の始まり。普段なら必ず反応のあるポイントは全て流れが速くコイの姿はない。中州に渡りたくても速い流れで渡渉する事もできない。最近余り訪れていない第三京浜の橋まで来てしまった。遠目にそれらしいポイントを見つけて速い流れを用心深く中州に渡り辿り着いてみるとコイが居そうにもない浅瀬。結局第三京浜の下流までさまよって釣果無し。こんな事ならカモに遠慮しないで始めのポイントで頑張れば良かったと、後悔している。これで釣り納めなのにボウズなんて・・。2005年12月17日以来1年ぶりのボウズだった。
悔しい!


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