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反応する範囲がどんどん狭くなる(2007/1/7)
1月7日、夕方からいないなさん宅で新年会があるのでのんびり二子に行きました。準備を終えて流れに入ろうとしたとき上流から藤澤さんが下りてきた。「あのカモ、どうしようもないですよ。威しても全然逃げない。釣ってしまいそうで上に行って1尾釣っちゃいました」との事。そう、あいつ。全く人を気にしないんです。そんなカモを避けながらコイの回遊路を探した。以前は岸から1m位までの所を岸に平行に移動していたのが、最近は岸から僅か20cmほどの所を移動している。しかも岸辺にくっついている餌を水面から頭を出して食い付いている。岸辺ギリギリにフライが落とせるのなら簡単に釣る事が出来るが、岸辺に落ちたフライは必ずコイの頭の上にティペットが落ちる。しかもちょっとコントロールを間違えると岸の草や木の枝に引っ掛けてしまう。だからといって手前に落としても向こうを向いているコイには無視される。こんなコイを狙うときは対岸ギリギリまで近付き岸と平行にコイの進路の前方の岸際に落とすしかない。と簡単に言ってもこれがとても難しい。岸から飛び出している木の枝を避けながら窪みの奥など到底狙えるポイントではないがコイはそんなところが大好きなのだ一番可能性があって有効な方法は僅か20cmのスペースに沿ってフライを流すこと。岸辺の緩い流れにライン全体を載せて流す。少しでも岸から離れると手前のラインが速い流れに乗ってしまい必ずドラッグが掛かり、長時間コイの回遊を待つことは出来ない。等と考えているとき藤澤さんから電話で「一匹釣れました」まだ居そうですよ。来ますか?」とお誘い。ちょうど徳永さんがいらっしゃったところで一緒に本流へ。ポイントは橋桁補強工事の工事用仮設橋の橋桁の下。しかし既に1尾釣り上げた後で、コイの姿は消えていた。徳永さんの新作ネットを拝見した後お二人はそのまま本流に残り私は再び岸辺狙いのポイントに。狙いのポイントで考えたとおり岸ギリギリまで立ち込んで下流に向かって遅い流れに載せながら岸から張り出した木の枝の下に送り込む。来た、来た!フライに向かって正面からコイの頭が水面に現れ素直に食い付いてきた。静かに合わせ流芯に出てきたところで、ちょっと力を入れたらフッと軽くなりラインブレイク。対岸の木の枝に幾度も引っ掛けたから傷付いていたのだろう。しかしこのブレイクはいつもほど悔しくなかった。と言うのも考えた通りにコイが反応し「まだ大丈夫だ」と思えたから。同じ筋を再度流し期待通り1尾目を釣り上げることが出来た。同じ筋、同じポイントで粘り続け2尾追加し1尾バラしてしまったが、予想通りコイの反応があったことが嬉しい。やがて反応が止まってしまったのでいつものように本流下り。本流は前日の雨の影響で20cmほど水位が上がっていた。本流に行かれた二人はかなり下流に姿が見え、どこかを渡渉していないなプール辺りに行こうとしているようだったがどうも渡渉を諦めたようで中州を下っていき見えなくなった。私はいつものF-4から茶店前に移動したがこの日はどこでも追加することは出来ず3尾に終わってしまった。
ちょうど5時になったところで終了し、いないなさんに電話して「これから行きます」と。二子橋を渡っていないな邸に到着すると直ぐ後から徳永さんと藤澤さんが到着。結局流れを渡る事が出来ず二子橋を渡って来たそうです。新年会は各自一品持ち寄りで食べ物、飲み物フルメニューで釣り三昧の話に花が咲き気が付いたら11時前になっていた。いないなさん、夜遅くまで有り難うございました。キムチ鍋、おいしかったです。ビール、シャンパン、ワイン・・飲み過ぎました。


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