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微妙な流れでドラッグが(2007/1/27)
1月27日、先週はコイ釣りがなかったので気持ちを引き締めて浅川へ行きました。ポイントは最近快調な一番橋下。河原に着いてみると対岸に餌釣りが二人。ポイントの中央部が塞がっている。流れも微妙な濁りがありどうするか悩んでしまった。しかし上流の平山橋付近はこのところ低調だし、濁りは多分上流の工事による物だろうから上に行っても改善される可能性は低い。餌釣りの人はそれほど長時間粘るとも思えないので腹を決めてこのポイントに決めた。とりあえず取っかかりは上流の[東豊田用水]の出口。静かに排水出口を覗いてみたが今日はコイの姿がない。用水が本流と合流するテトラ帯の端には幾つかコイの姿が見える。はじめに覗いた位置からでは用水の流れが邪魔でジャスト出来ないから用水出口の対岸に渡る。護岸の上から眺めるとコイは用水出口端の沈みテトラの裏からテトラ前にかけて回遊している。あまり近付き過ぎないように護岸の途中からキャストしたら直ぐ足元の流れが右に向かい、その前の流れは左に向かっていてドラッグが掛かってしまった。左から用水が流れ出しているが用水は水量が少なくゆっくりテトラ前を本流に向かっている。この緩い流れにラインを載せることで狙いの合流点にフライを送り込むことが出来た。1時間ほどで4尾釣り上げることが出来たが5尾目は流れに沈んだテトラを回り込んでラインブレイク。ここで回遊はストップしてしまった。いつもならそのまま岸沿いに下流に下るのだが対岸の餌釣りポイントを避けると流れの一番下流に行くしかない。土手上に登り、餌釣りのポイントを確認しながら影響のなさそうなところに降りてサーチ。すると岸際の流れはいつもと違ってゆっくりではあるが上流に向かっている。ちょうど北東の風がありその風の影響で流れの緩い岸際が上流に流れている。その流れはポイント中央にある水中のテトラ帯が崩れているところ当たりで流芯に合流している。コイの回遊路は沈みテトラと流芯の境目の深さが確保され鹿も流れの緩いところでテトラ帯の上には入り込んでこない。手前の緩い流れと流芯の境目を狙い上流にキャスト。上流側から正面までの流れに影響を受けない範囲で回遊を待ち、1尾釣り上げては少し下流に移動し1時間で5尾追加。反応が少なくなってきた頃に対岸上流部にいた餌釣り師が引き上げていった。彼の居たポイントを狙うため上流に戻り予定通り岸沿いに下って2尾釣り上げたところでもう一人の餌釣り師も引き上げていった。こうなったらポイントは独占状態。少しずつ下りながら順調に数を伸していった。5時になった頃ポイントを下りきって反応がストップしたところで最初の用水出口に戻ってみた。数尾のコイが出口に入り込んでいたが僅かな腕の動きを悟られて全て本流に移動。諦めかけたとき岸際をゆっくり用水出口に向かってくるコイの姿が見え、その進路にフライを落として反応を待つ。コイはゆっくり頭を水面に出してゆっくりフライを吸い込んだ。辺りも薄暗くなり始めたのでこの1尾で終了。今年の最多記録(16尾)で満足な一日でした。


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