Top-Image

line

東京水産大学フィッシングカレッジに参加しました(2007/2/18)
2月18日東京水産大学フィッシングカレッジの実習で丸子橋へ行きました。今回が16回目の講義で今回のテーマは[都市近郊の河川環境とコイの生態・多摩川または浅川でのコイ釣り]。実習に先立ち2月13日に『多摩川の話・コイの話(マルキュー研究室 沢田 典大様)』と『都市近郊のコイの習性を利用する( 奥山文弥先生)』の講義が行われました。講義の内容は学術的な堅い話ではなく実践的な釣りがテーマでとても楽しかったです。今回のコイ釣りは[餌釣り]がメインテーマなので私は隅っこでフライを流そうとしていたのですが当日は前夜からの雨。沼辺駅に9時集合でしたが雨は止まずとりあえず雨宿りを兼ねて近くのファミレスに集合。雨が小降りになるまでの3時間、釣りに関する色々なお話を伺えて嬉しかったです。やっと雨が小降りになったのを見計らって多摩川へ。しかし予想していたとおり流れは茶色で流速も速い。水温も10度しか無くポイントも直線的なコンクリート護岸が続き、どう見てもコイが水面に反応してくれるとは思えない。一カ所だけコイが集まってくれそうなゴミが集まっているポイントを見つけたがゴミの下の流れが速くコイの姿はない!下流の様子を見に行き小さな下水出口を見つけたがコイの姿は見られない。こんな時上流部だと、岸辺に少しでも凹凸が在れば流れを避難し餌を探してコイが集まっているのだが、潮の入る汽水域では少し様子が違うのかもしれない。実習はマルキューさんが用意してくれた餌釣り仕掛けの準備が始まった。寄せ餌の材料に水を加え適度な堅さにした物を団子状にして針に付けその下の小さな針に[喰わせ餌]を付けるという仕掛けで岸からそれほど遠くないポイントに投げ込んでおく物。奥山先生もコイがどこに居るのか小さく切ったパンを流していらっしゃったがコイは全く反応してくれない。時折流れでライズがあるが岸からは遠くそれがコイの物かどうかも判断できない。私は上流の水門近くまで様子を見に行ったがコイの姿を見つけることは出来なかった。コイの反応のないまま流れにいたカルガモやカワウを見ながら「釣れないねー」とぼやくだけ。結局4時過ぎまで参加者全員でコイの反応を期待していたが反応がなまま実習終了。「今度、講義ではなくいっぱいコイを釣れせるから」と奥山先生が参加者に伝えていらっしゃいました(私もよろしく:笑)。
と言うことで今回の講習は終了したが時間がいつもより少し早い。帰り道にある二子の様子を見ていこうと寄り道をした。しかしここも同じ多摩川、流れは茶色に濁り流速も早めで釣果は期待できそうにない。それでも様子は判っている二子なので「あそこなら」と思うポイントに直行。しかしここも流れは茶色でコイの反応の気配はない様に見えた。が、居るところには居る!の信念で茶店前のテトラの間を辛抱強く探してやっと見つけた!しかし、水面から出ているテトラが邪魔でコイの前にフライを送り込むことが出来ない。草を引っ掛け、テトラに引っ掛けながら粘ってやっと釣り上げることが出来たのは辺りが暗くなりかけた5時30分。僅か1尾だけれど何とかボXズを逃れる事が出来てラッキーでした。
奥山先生、コイ釣り楽しみにしていま〜す。
尚、次回のフィッシングカレッジのテーマは「多摩川上流の渓流釣り]だそうです。


line
サイトマップへ
Copyright © 2007 Katsumasa Fujita